1957年にして10代目の220型、そのマイナーチェンジ版|1959年式 ダットサン 1000 トラック Vol.1|全日本保護指定旧車協会

【1959年式 ダットサン 1000 トラック Vol.1 全日本保護指定旧車協会】

 ダットサントラックは「ダットラ」の愛称で親しまれ、長きにわたり活躍した昭和を代表する名車だ。

 初代13T型のデビューは1934年7月。ボディサイズ、排気量などは、33年11月に施行された自動車取締令に従ったものであった。その後、38年3月に2代目の17T型に進化し、戦後は46年11月から3代目の1121型が登場する。

 急速に技術革新が進んだ時代背景も手伝い、約8年の間に6回のモデルチェンジを受け、55年1月に9代目の120型が誕生。これはセダンのダットサン1000(110型)とフロント回りやシャシーを共用したもので、それまで手作業で作られていたボディが全面プレスによって成形され、フロントフェンダーとエンジンルームが一体となった現代的な自動車のフォルムを、初めてまとうこととなった。

 この120型のデザインを踏襲し、新開発のエンジンを載せて57年11月に発売されたのが、10代目の220型だ。それまでの直列4気筒サイドバルブ、860cc、25㎰からオースチンA50型ベースの直列4気筒OHV、988cc、34㎰へと一気にパワーアップを果たし、58年6月からはアメリカへの輸出も行われたほどだった。

 そして58年10月、220型はマイナーチェンジを受けて221型へと発展する。

新車のときから張り替えられていない2名乗車用のベンチシートなど【写真7枚】

Vol.2、Vol.3へ続く

1959年式 ダットサン 1000 トラック 主要諸元
●全長4030mm
●全幅1466mm
●全高1625mm
●ホイールベース2520mm
●トレッド前1170mm/後1180mm
●最低地上高175mm
●荷台内側寸法長1820mm
●荷室幅1368mm
●荷室高408mm
●車両重量940kg
●最大積載量1000kg
●乗車定員2名
●最高速度90km/h
●登坂能力sinθ0.25
●最小回転半径5.9m
●エンジン型式C型
●エンジン種類水冷直列4気筒OHV
●総排気量988cc
●ボア×ストローク73×59mm
●圧縮比7.0
●最高出力34ps/4400rpm
●最大トルク6.6kg-m/2400rpm
●変速比1速4.94/2速3.01/3速1.73/4速1.00後退6.46
●減速比5.857
●燃料タンク容量26.5L
●ステアリング形式ウォームローラー式
●サスペンション前後とも半楕円リーフスプリング
●ブレーキ前後ともドラム
●タイヤ前5.50-15-6P.L.T/後5.50-15-8P.L.T
●発売当時価格57万円