セビージャ行きが報じられたパプ・ゴメス [写真]=Getty Images

 セビージャがアタランタに所属しているアルゼンチン代表FWアレハンドロ・ゴメスの獲得に向けて動き出しているようだ。『スカイスポーツ』のファブリツィオ・ロマノ記者が報じている。

 ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督が率いるアタランタはセリエAで上位クラブの常連となり、昨シーズンはチャンピオンズリーグでもベスト8に進出した。同クラブの押しも押されもせぬ“エース”に君臨していたパプ・ゴメス(アレハンドロ・ゴメスの愛称)の去就が騒がれるようになったのは昨年12月のこと。ガスペリーニ監督との対立が報じられると、ゴメスも自身のインスタグラムにて「僕がここを出て行った時に全ての真実がわかるだろう」と発信し、大きな話題となっていた。

 同選手にはセリエAのクラブだけでなく、MLS(メジャーリーグ・サッカー)のクラブからも関心が届いていると報じられていた。ヘルタ・ベルリンも本腰を入れて獲得に動いているようだが、ゴメス自身はセビージャへの移籍を希望しており、既に個人合意に達しているという。アタランタも国内クラブへの売却は望んでいなかったため、セビージャからのオファーに耳を傾けているようだ。セビージャは500万ユーロ(約6億3000万円)から600万ユーロ(7億6000万円)の移籍金にボーナスを加えた条件を提示したと報じられている。スペインメディア『マルカ』は、アタランタの要求額は1000万ユーロ(約13億円)から1200万ユーロ(約15億円)ほどだと伝えた。金額面を巡る交渉は既にスタートしている模様だ。

 ゴメスは今季の公式戦通算で16試合に出場し5ゴール4アシストを記録しているものの、昨年12月に行われたセリエA第12節のユヴェントス戦に出場して以降は公式戦でベンチ外が続いている。アタランタの“10番”とキャプテンを務める同選手は、わだかまりが残ったままクラブを去ることになるのだろうか。今後の動向に注目が集まっている。