俳優の竹内涼真が主演する日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(毎週日曜22:30~)の第2話が、きょう24日に放送される。

  • 竹内涼真(左)と笹野高史=日本テレビ提供

来美(中条あやみ)が生きていることを確信し、交差点へと向かった響(竹内)。しかし、そこには打ち捨てられた無人のバスと、バスを囲む化け物たちの死骸があった。響たちは周囲に散らばった薬莢から、来美が自衛隊に救助されたと推測。近くにあった車の修理を試みる響を等々力(笠松将)たちが化け物から守る一方、本郷(大谷亮平)と甲本(マキタスポーツ)がガソリンを調達しに出発する。そんな中、宇和島(笹野高史)はある恐ろしい異変を隠していた。

その頃、隊員たちに囲まれた来美は、不安な表情で自衛隊のトラックに揺られていた。しかし次の瞬間、目の前に現れた化け物を轢いたトラックがコントロールを失い、納屋に激突。一緒に運ばれていた幼い兄弟の兄・勝利(田中奏生)の胸には衝撃で突き刺さった鉄筋が…。

緊迫した空気の中、防護服の韓国人医師・ジアン(玄理)が筆頭となって現場での緊急手術が始まる。研修医の来美はとっさに手術の助手に名乗り出るが、異例だらけの初めての実践に手が震え…。さらに、周囲には血の匂いに誘われて、次々と化け物たちが現れる。絶体絶命の状況の中、果たして手術の結果は、そして来美たちは無事生き残れるのか…。

一方、バスの修理を試みる響たちのもとにも、なぜか次々と化け物たちが吸い寄せられていた。誰かが噛まれ、血の匂いに誘われているのではないかと疑心暗鬼が広がる中、等々力は宇和島の腕に化け物の噛み傷を発見する。その時、化け物の大群が迫ってきて…。

響たちは避難場所を求めて近くの老人ホームへ。しかしそこで新たな難題が響を待っていた。感染した宇和島が化け物に変わる前に殺してしまおうと、等々力がナイフを向けたのだ。とっさに止める響。緊張が走る中、ミンジュン(キム・ジェヒョン)が意外な情報を口にするのだが…。

熱にうなされる宇和島がいつ化け物に変貌してもおかしくない中、宇和島の命も全員の命も諦めることができない響。等々力は「お前が責任取れよ」と、宇和島が化け物に変貌したら殺すようにナイフを渡す。

決断を迫られる中、太陽がかげり、ヤツらが獰猛になる“時”が迫っていた……。