軽3輪トラックから主役の座を奪った軽4輪トラックたち|Vol.3 親子2代で守る老舗和菓子屋の旧車たち|1969年式 スズライト キャリイ

【親子2代で守る老舗和菓子屋の旧車たち Vol.3 1969年式 スズライト キャリイ】

 軽トラックの魅力にとりつかれている異色の親子、福島県須賀川市で和菓子屋を営んでいる太田稔さんと繁克さん。その所有する3台の軽商用車の中から、今回はスズライト キャリイを紹介する。



 好調な販売を誇り、町や村の景色を変えてしまうほどの影響力を発揮した軽3輪トラックだが、60年代半ばに主役の座を軽4輪トラックに奪われてしまう。バリエーションが豊富だったのは、フロントにボンネットを備えた軽4輪トラックだ。ダイハツはハイゼットを、スズキはキャリイを、マツダはB360を、ホンダはT360を送り出し、販売を伸ばしている。

 60年代後半には軽4輪トラックが全盛期を迎えた。派生車種として加わったパネルで囲ったライトバンも好評を博し、人気者となっている。

ハザードランプも装備していたコックピットなど【写真13枚】

Vol.4に続く

1969年式 スズライト キャリイ(L20)主要諸元
●全長2990mm
●全幅1290mm
●全高1540mm
●ホイールベース1870mm
●最低地上高145mm
●荷台長1390mm
●荷台幅1200mm
●荷台高415mm
●最大積載量350kg
●車両重量515kg
●乗車定員2名
●登坂能力sinθ0.242
●最小回転半径4.1m
●エンジン型式FB型
●エンジン種類空冷2ストローク直列2気筒
●総排気量359cc
●圧縮比7.3:1
●最高出力21ps/5000rpm
●最大トルク3.1kg-m/4000rpm
●最高速度75km/h
●燃料タンク容量21L
●変速機前進4段シンクロメッシュ、後退1段
●サスペンション前/後コイルスプリングウイッシュボーン独立懸架/非対称リーフスプリング
●ブレーキ油圧式内部拡張
●タイヤ前後とも5.00-10-4PR
●発売当時価格31万円