C10スカイラインを3台、ZやベレットGTR……行き着いたのが軽自動車|Vol.1 親子2代で守る老舗和菓子屋の旧車たち

【親子2代で守る老舗和菓子屋の旧車たち Vol.1】

 1960年代は日本の景気がよくなり、高度経済成長期の波に乗った10年だ。自動車の普及によって日本の景色も大きく変わった。60年代半ばまで自動車といえば乗用車ではなく、商用車を指すことが多かった。乗用車は価格も維持費も高い、高根の花だったのである。360ccの軽乗用車といえども買える人はひと握りだった。

 福島県須賀川市で和菓子屋を営んでいる太田稔さんと繁克さんは、軽トラックの魅力にとりつかれている異色の親子だ。マニアから「ケサブロー」の名で親しまれているマツダK360とスズライトキャリイ、そしてバモスホンダを所有し、積極的にイベントに参加し、ときには配送にも使っている。

 お父さんの稔さんは大のクルマ好きだ。C10スカイラインを3台乗り継ぎ、フェアレディZやベレット1600GTRなども所有していた。多くのクルマを乗り継ぎ、行き着いたのが軽自動車である。最初は軽乗用車を熱心に集めていたが、それだけでは飽き足らなくなり、軽トラックにも手を出すようになっている。繁克さんはオートバイのマニアだったが、お父さんの影響で軽自動車の素晴らしさに目覚め、今では親子2代で同じ趣味を楽しむようになっている。

最大積載量の350キロでは後輪のエア圧は2.4キロの表記があるキャリイのプレートなど【写真5枚】

Vol.2、Vol.3、Vol.4に続く