フンテラールがシャルケに復帰 [写真]=Getty Images

 シャルケは19日、アヤックスから元オランダ代表FWクラース・ヤン・フンテラールを獲得したことをクラブ公式サイトで発表した。契約は今シーズン終了まで。背番号は「21」に決まった。

 現在37歳のフンテラールが古巣シャルケに約3年半ぶりの復帰を果たした。昨年12月には今シーズン限りでの現役引退を表明したため、残り半年間の現役生活で、降格危機に瀕している古巣を救う大仕事に挑む。なお、8月に38歳となるフンテラールは、今月8日に37歳となったMF長谷部誠(フランクフルト)を抜いてブンデスリーガ1部で今季最年長の選手となった。

 復帰を果たしたエースはクラブ公式サイトを通じ、「順位を上げるには、ゴールを決めて試合に勝たなければいけない。クラブが残留できるように自分の役割を果たしたい。シャルケはブンデスリーガ1部にいるべきクラブで、残留を果たすのは僕らの責任だ」と意気込んだ。

 フンテラールは2002年にPSVでプロデビューを果たし、アヤックス、レアル・マドリード、ミランなどを経て、内田篤人氏と同じ2010年夏にシャルケに加入した。シャルケでは7シーズンで公式戦240試合で126ゴールを記録し、エースストライカーとして活躍。加入初年度の10-11シーズンにはDFBポカール決勝で2ゴールを決めて優勝に貢献し、11-12シーズンにはブンデスリーガで29ゴールを記録して得点王に輝いた。

 2017年夏に古巣のアヤックスに移籍し、昨年12月には今シーズン限りでの現役引退を表明した。だが、今月14日に行われたエールディヴィジ第16節のトゥウェンテ戦では89分に途中出場すると、2分間で2ゴールを挙げる圧巻の活躍で勝利に貢献しており、今でも抜群の得点力は健在。今シーズンはこれまで公式戦14試合出場7ゴールを記録している。

 シャルケは昨シーズンから低迷に陥っており、昨年1月17日のブンデスリーガ第18節でボルシアMGに勝ったのを最後に約1年も白星から遠ざかる苦境に立たされていた。今年1月9日には第15節でホッフェンハイムに4-0で快勝し、リーグ戦31試合ぶりの勝利を収め、一時最下位を脱出。だが、翌節はフランクフルトに1-3で敗れて再び最下位に転落しており、1部残留に向けてまだ厳しい戦いが待っている。

 また、フンテラールの前にはボスニア・ヘルツェゴビナ代表DFセアド・コラシナツもシャルケに3年半ぶりの復帰を果たしている。アーセナルからレンタル移籍で加入したコラシナツは、移籍後初戦のホッフェンハイム戦でいきなりキャプテンマークを巻いてフル出場し、勝利に貢献していた。