キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)はこのほど、Microsoft 365ユーザー向けに、メールの誤送信防止とメールでのファイル交換を行うクラウドサービス「GUARDIANWALL Outbound Security for Microsoft 365(仮称)」における無料モニターの募集を開始した。

Outbound Security for Microsoft 365は、送信前確認と添付ファイルダウンロードリンク化の機能により、電子メールの誤送信を抑止するサービス。送信前確認はメール送信前にポップアップを表示し、宛先・本文・添付ファイルを目視確認したうえでメール送信することにより、誤送信や情報漏えいリスクの軽減を可能としている。

また、添付ファイルダウンロードリンク化は、メール送信時に添付ファイルを自動的にサーバへアップロードし、受信者がファイル取得できるURLをメール本文に自動挿入する。メール送信後、送信者が管理画面から宛先とファイルを確認したうえで対象のファイルを公開設定することができるため、利便性を損なうことなく適切なファイルを適切な宛先に送信することができるという。

  • 利用イメージ

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今回、ZIP暗号化の代替手段にもなりえる同サービスの正式リリースに向けて、ユーザーニーズを反映していくために無料モニターを先着50社で募集する。

モニター募集期間は1月15日~2021年3月31日、サービス利用期間は申し込み日から同6月30日までとなる。利用条件は(1)サービス利用約款への合意、(2)サービス仕様書の利用条件を満たすこと、(3)Microsoft 365管理センターの設定変更を実施すること、(4)モニター終了後、Microsoft 365管理センターから設定を戻すこと、(5)モニター期間中、およびモニター終了時にアンケートに無償で回答、(6)同サービス以外の費用(Microsoft 365など)を負担すること、(7)1社100人以上のモニター利用については、別途相談をする場合があることへの了承、(8)GUARDIANWALL「Mailセキュリティ・クラウド」との併用は不可となること。