バービー流・ジェンダーバイアス回避術「“私は私の価値観で生きています”という顔をする」
乃木坂46の山崎怜奈(れなち)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。(だれはな)」。1月18日(月)の放送では、“ジェンダーに関するモヤモヤ”を調査しました。


バービーさん(上)とパーソナリティの山崎怜奈



ふとした疑問や生活の現場で感じるモヤモヤなど、ザワザワしたニュースのなかから気になるものをピックアップする「スピークアップ」。この日の議題は“ジェンダーにまつわるモヤモヤ、感じたことありますか?”。リスナーからは「リモート会議にスッピンで出席したら、『女なんだから化粧しなさい』と言われ、モヤモヤ」とのメッセージが。一方で、男性には“男たるもの強くあれ”のような呪縛があるなど、抱えている葛藤はそれぞれ。そこでこの日はジェンダーに関するさまざまなモヤモヤについて聞いてみました。

リスナーからは、
・男性はスイーツが好きじゃないというイメージ

・「男の子だから泣くな」と言われ、幼いながらに男女関係ないとモヤモヤ

・男性が奢って当たり前の風潮

・女性なら男性の芸能人やキャラクターが好きになるのが普通ということ

など、さまざまな意見が寄せられるなか「性別欄に戸籍上の性別を書くべきか、性自認を書くべきか。“答えたくない”という欄があると助かる」といった意見もあり、「そこは無理強いする必要はまったくない。答えたくない欄が当たり前にある世の中になるといいですよね」とれなち。

ちなみに、自身が最初にモヤモヤしたのは学校の制服。男子校が共学になって女子一期生だったれなちは、学校の制服システムも新しくなったばかりで、みんなでいろいろリクエストでき、そこで初めて「ジェンダーを実感した」と言います。

この日のゲストは、フォーリンラブのバービーさん。最近ではコメンテーターやエッセイストとしても活躍し、昨年11月には初のエッセイ集「本音の置き場所」(講談社)を出版。そこでもバービーさんなりのジェンダーに対する見解が示されており、どんなときにバイアスを感じるか聞いてみると、「1番イラッとするのは、議論が白熱したときに『一旦、甘いもの食え』って言ってくる、女性は甘いものを食べさせておけば黙るって思っている人」。

また、「最近は男性が背負っているものを拭わないと女性も報われないっていうのがわかってきた」と言い、「みんながそういうものを押し付け合わずに、攻撃し合わないように生きていければいい」とジェンダーに関する理想を語ります。

リスナーからは「僕は服が好きで、最近ではレディースにも魅力を感じるが、男が着るとバカにする人がいる」というメッセージが。これにバービーさんは「私は“好きなものを着ています!”って空気感をビンビンに出しているからか、あまり言われない。好きで着ているという顔をいかに出すか、恥ずかしさを凌駕するほどの自信を出せば、誰もなにも言ってこないと思う。顔で着る、これが1番!」とアドバイス。

さらには、「“私は私の価値観で生きています”という顔をすること。結局、出る杭は打たれちゃうから、もう出まくるしかない。ケンカをするわけでなく共存できたら1番いい」とも。

番組ではジェンダーに関してモヤモヤしたことがあるかリスナーに投票してもらったところ「ある」が80.1%、「ない」は19.9%。この結果を受け、れなちは「自分のことも相手のことも大切にするために、ジェンダーに目を向けるのは大切なこと」と再確認。そして、いまの世の中の風潮に対して「生きにくくなったと感じる人もいるようですが、そうではなく、もともと生きにくいなかで生きやすくするために動いている方がどんどん現れているんじゃないかなと思いました」と話していました。

<番組概要>
番組名:山崎怜奈の誰かに話したかったこと。
放送日時:毎週月~木曜 13:00~14:55
パーソナリティ:山崎怜奈(乃木坂46)
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/darehana/