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伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は1月18日、米InfluxDataのオープンソースの時系列データベース「InfluxDB」について、同社と代理店契約を締結し、同日から提供を開始することを発表した。

InfluxDBは、IoTセンサーなどから送られる時系列データをリアルタイムで取り込み、長期間にわたる保存や高速な検索を実現するオープンソースの時系列データベース。データの圧縮によるストレージ容量の節約や解析時に使用するメモリ量の削減など、時系列データに特化して最適化されており、大量なデータを扱う際の効率的なデータ管理が可能。

200種類以上のデータソースに接続可能なコネクターが提供され、様々なデータベースやクラウドプラットフォーム、IoTセンサーなどとも連携できるという。

CTCは、クラスタリング機能を搭載した商用版を取り扱う。価格は200万円(税抜)からで、IoTの拡大が見込まれる製造や情報通信分野の企業を中心に、InfluxDBを含めたIoTやデジタル活用ソリューションを展開するという。

また、CTCはInfluxDBの提供に加え、導入に伴うシステム構築やコンサルティング、保守サービスを提供するという。データを活用したデジタルトランフォーメーションの各種支援サービスも既に提供しており、InfluxDBを使用したデータ活用を総合的に支援するということだ。