俳優の竹内涼真が主演する日本テレビ系ドラマ『君と世界が終わる日に』(毎週日曜22:30~)で、中条あやみ、滝藤賢一が所属することになる生き残りグループ、避難施設となった横須賀駐屯地を拠点に置く「駐屯地グループ」の出演者が発表された。

  • (左から)浅香航大、玄理、神保悟志=日本テレビ提供

第1話では、竹内と中条の幸せな生活が一変。“生ける屍”が襲い来る異常事態に。笠松将、飯豊まりえといった生き残りグループとの合流、“噛まれたら終わり”のアクションシーン、生き残りのうちの1人、吾妻が生ける屍になってしまうなど衝撃的なシーンが連続した。

今回発表されたのは、玄理演じる研究者のジアンをはじめ、滝藤演じる首藤を中心とした研究者たち、そして浅香航大演じる自衛官の桑田をはじめ、神保悟志演じる牛込を中心とした自衛官たちと、大きく2つの勢力に分かれている駐屯地グループ。彼らは封鎖区域となった三浦半島で、唯一の希望として人々を救うために尽力している。研究者たちは、化け物となった生ける屍たちを“ゴーレム”と呼んでいて…。

それぞれの役どころ、コメントは、以下の通り。

■玄理(ジアン役)
街に残された生き残りの一人。日韓新興感染症対策機構の研究者で、首藤の右腕。避難施設である横須賀駐屯地で、首藤と共に“生ける屍”の研究に尽力している。医師としても有能で冷静沈着、情には流されない。

「ワクチンの研究のために日本に来た医師・ジアンを演じています。自分の役がいつまで生き残るのか、いつどうやって死ぬのか誰も知らされず撮影しています。なので空き時間のもっぱらの話題は『○話目どうなるか聞いた?』『俺ゾンビになるのかなぁ…』です。それぞれの役に愛着が湧くにつれて、どうか無事に生き長らえて欲しいと願う気持ちは今の時世に重なるところがあるかもしれません。 初登場は血の匂いに誘われたゴーレムに囲まれながらのサバイバル医療シーンとなっています!ぜひご期待ください」

■浅香航大(桑田陸斗役)
街に残された生き残りの一人。自衛官。一等陸尉。避難施設である横須賀駐屯地で、隊員たちを率いる中隊長。職務に忠実で、自分の命に代えても避難民を救おうとする。

「日本ではあまりないゾンビ物の連続ドラマへの挑戦。撮影前からとても楽しみにしていました。自分が演じる桑田は、正義感が強く冷静な判断力を備えた自衛官です。ゴーレムウイルスが蔓延する世界で、果たして何が正義なのか、葛藤しながら人々を守るために生きています。自衛隊の装備を身につけての、ゴーレムとの緊張感あふれる戦闘シーンにも注目してほしいです。桑田はゴーレムになってしまうのか…自分もまだ知りません」

■堀家一希(沢健太郎役)
街に残された生き残りの一人。自衛官。三等陸尉。桑田の部下。忠誠心が厚く、中隊長である桑田のよき右腕として働く。

「沢役を演じます、堀家一希です。ゾンビの世界、自衛官など、演じたこともない作品に携わらせて頂いて感謝しつつも、難しい…と思い日々撮影をしております。人間の汚いところも、実は綺麗なところも、弱いところも沢山描かれているので、なにが正しいのか間違いなのか分からなくなってきます。しかし、そんな分からない状況も楽しみつつ、皆さんに見て頂けたらな、と思います!よろしくお願い致します!」

■八木拓海(葛島俊役)
街に残された生き残りの一人。研究員でジアンの部下。避難施設である横須賀駐屯地で、首藤と共に“生ける屍”の研究に尽力している。

「お初にお目にかかります。葛島俊役を演じさせていただきます、八木拓海です。作品の話をお聞きした時、ワクワクした気持ちと『ものすごい作品に参加するんだ…覚悟をもって向き合おう』と強く思いました。葛島俊という役は、ジアン先生の部下である研究員です。クールですが、仕事に対して熱い思いを抱いています。終末世界と言われる中でも、自分の「信念」を大事にして、葛島俊を生き抜きたいと思います。 現場では、僕自身1年目で分からないことも多い中、スタッフ、共演させていただく先輩方が丁寧に教えてくださいます。本当に温かくて、楽しくて、勉強になる現場です!! これまで日本でみたことのないスケールと先の読めない展開…響率いるサバイバー達、そして来美と僕達がどう関わってくるのか、終末世界に飛び込んだ気持ちで観ていただければと思います!」

■田中奏生(橘勝利役)
避難所で来美が出会った兄妹の兄。生意気盛りな今時の少年だが、本当は妹思い。妹を守るために何もできない、子供の自分を歯がゆく感じている。

「橘勝利役を演じさせていただきます、田中奏生です。勝利は妹想いのお兄ちゃん。真っ直ぐ、正直で正義感が強く、妹を守るという気持ちは誰よりも強いと思います。収録時はゾンビを目の前にして、まるで別世界にいるような雰囲気の中で撮影しています。毎話台本を頂く度に、勝利は生き延びているのか、この世界はどうなってしまうのかドキドキしながら台本を読んでいます。コロナ禍の中で安全に撮影できるよう、対策などを徹底して勝利という役を演じきれるように頑張りたいです。ぜひご覧ください!」

■新津ちせ(橘愛奈役)
避難所で来美が出会った兄妹の妹。来美を母親のように慕っている。過酷な環境の中でも笑顔を絶やさず、前向きに生きようとしている。

「私が演じる愛奈は、ある日突然お兄ちゃんとともに苛酷な状況に巻き込まれ、来美先生に助けられる女の子です。心細い日々のなか、愛奈にとって来美先生がそばにいてくれることが心の支えになっていると思います。ドラマでは、ちょっと怖いシーンもありますが、来美先生役の中条あやみさんが、撮影中に私が不安な気持ちにならないように、いつも優しく声をかけてくださいます。愛奈も私も来美先生のことが大好きです!毎回『一体どうなるんだろう?』と気持ちを重ねて見てもらえたらうれしいです」

■神保悟志(牛込浩二郎役)
街に残された生き残りの一人。自衛官。一等陸佐。避難施設である横須賀駐屯に派遣され、自衛隊のトップとして避難民を守るために働く。研究者として駐屯地内で強い求心力をもつ首藤のことを、疎ましく感じている。

「今回の役、牛込一等陸佐は自分の役職に対する責任感が極めて強く、この国を守ると言う使命を第一義と考えている自衛官の鏡のような方です。今作品は地上波のタブーに挑戦する様な作品なのでクランクインする前から大変楽しみにしておりました。現場の雰囲気も最高で、スタッフ、キャストの面白いものを作ろうとする気概があふれています。いちファンとしてオンエアが楽しみです」

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