不登校、芝居との出会い…高槻かなこが“大きな転機”となった中学時代を振り返る
アーティストとして新たなステージを目指す声優・高槻かなこがお送りするTOKYO FMの番組「高槻かなこのROYAL Night」。1月9日(土)の放送は、高槻かなこが人生の1年ずつを振り返る「高槻かなこの人生のゲームは森の中」企画の続編をお届け。11歳から14歳までの思い出を語りました。


パーソナリティの高槻かなこ



高槻が番組中に「高槻かなこの人生ゲームは森の中」だと発言したことから生まれたこの企画。0歳から10歳までを振り返った昨年11月の第1弾に続き、今回は11歳からスタート!

【11歳】
小学2年生の頃から暮らしていた横浜で、クラスメイトとも仲良く楽しい日々を送っていた5年生の高槻でしたが、6年生の秋、生まれ故郷の神戸へと引っ越し&転校しました。「そこからちょっとしんどかった。小6が一番しんどかったかも」と語る高槻。その理由は?

高槻:関東と関西って、やっぱり人柄が全然違う。私も関西人だけど、マインドが関東で育っちゃっているから。転校した初日にクラスに行って机に座ると、みんながワッと寄ってくるんですよ。そうしたら、すごいませた女の子に“ねーねー、赤ちゃんの作り方って知ってる?”って言われて、“え? 何言ってんの?”ってなって(笑)。そんな衝撃的な小6だったな。

そこから気持ちが落ち込むことも多くなり「ダークサイドに入っていった」という高槻。

高槻:それこそ(アーティストデビュー曲の)「Anti world」の歌詞を書いているときも、すごく当時のことを思い出して。“瞳に映した見慣れない日常 常識から片足出してる”って書いているんですけど、小6の全校朝会で空を見上げたときに“ここどこ?”みたいな。全然知らない景色で、すごく泣きそうになったことをよく思い出すんですよ。そのときのことをわりと「Anti world」に書いているので、この話を聞いてあらためて曲を聴いて欲しいなって思います。

【12歳】
中学1年生になり、横浜時代の親友と「絶対、中学生になったらバレーボール部に入ろうね」と約束したのを覚えていた高槻は、約束通りバレーボール部に入部します。「ただ、バレーボール部の人と性格が合わなくて……でも頑張ったんですよ。ほぼボール拾いしかしていなかったけど」と当時を振り返ります。そして……。

高槻:中1の冬くらいから、学校にまったく行かなくなりました。そこから私のさらなるダークサイドが広がっていくんですけど……1回休んだら行けなくなっちゃって。小6で友達もできて、その親友はいまだにすごく仲がいいんです。でもなんか……やっぱり学校が合わなくて。そんなときに、アニメ「テニスの王子様」にハマりました。家で毎日観て、それが生き甲斐みたいな感じ。“テニミュ”といわれるミュージカルのほうもアニメのほうもどっちも大好きで、毎日毎晩、忍足侑士 (おしたり・ゆうし)くんのことを考えて生きていましたね。

【13歳】
中学2年生になっても「1年間まるまる学校に行けなかった」という高槻に大きな転機が訪れます。それが、観るのが好きだった芝居との出会いです。

高槻:お芝居を観ていて“自分がここのステージに立ったらこうするな”とか、ふと考えるときがあって。それで、“私って表に出る、(ステージに)立つ側の人になりたいんだ!”って中2のときに気付いて、自分で劇団養成所に資料を送りました。そのきっかけも、ラジオで好きな俳優さんが“勇気を出して一歩を踏み出さないと、何も変わらない”みたいな話をしていたから。私も勇気を出して、一歩を踏み出しましたね。

その劇団で素晴らしい先生と出会ったことも、自分の生活を変えたといいます。

高槻:すごくいい先生で、私の閉ざしていた心を開けてくれたんですよ。しかも、一緒に通っている仲間たちも、いろんなところから集まってきていて、自分に近いものを感じる子たちが多かった。学校とは違う本当の自分を出すことができて、すごく楽しかったですね。お芝居も大好きだったし。

【14歳】
当時の高槻には、もうひとつ救いとなる出来事がありました。

高槻:家にいて心が救われていた1つの要因は、“らい”という今も実家で飼っているチワワが来てくれたこと。自分の心が1番闇のなかにいたときに、その子がいたおかげで“ちょっと精神を保っていたな”というのはあります。

そして、学校では?

高槻:中学3年生のときは、学校のクラスの子たちと仲良くするメリットもまったく感じられなくなっちゃって(苦笑)。だから、やっぱり学校に行けなかったなぁ。でも、友達がいないわけじゃないという不思議な性格なので、修学旅行には行ったんです。自分の心を殺せばなんとか(学校に)行けたけど、当時はそれができなかったんですね。

いっぽう劇団活動はとても楽しく、舞台に出たり、お仕事もちょこちょこさせてもらうようになったりしていたそう。

高槻:闇のなかにはいたけど“自分で光を見いだせた”というのは大きいですね。無理して人と合わせる必要はないし、出会いで絶対に(人は)変わる。私は自分で“お芝居”という新たなフィールドを見つけたけど、みんなも学校以外に楽しいフィールドが絶対にあると思う。今の私を見ていただけると本当にハッピーですからね(笑)。

「闇っちゃ闇だけど、2~3年で闇を抜けているのは意外と自分すごいな! 行動力ある~(笑)」と笑う高槻。「15歳以降は、もっとハッピーな高槻かなこワールドが広がっていく」そうなので、第3弾もお聴き逃しなく!

<番組概要>
番組名:高槻かなこのROYAL Night
パーソナリティ:高槻かなこ
放送日時:毎週土曜 26:30~27:00/ FM大阪 毎週土曜28:00~28:30
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/royalnight