国内初のデジタルバンク「みんなの銀行」は1月14日、事業方針を発表。"みんなに価値あるつながりを"をミッションとし、従来の「お金のマッチング」(金融仲介)から、「価値のコネクティビティ」(価値仲介)を高めるサービス業を目指すとした。

  • 国内初のデジタルバンクが誕生! 「みんなの銀行」が5月下旬にもサービス提供開始へ

同行の特徴の一つは、来店不要・24時間365日いつでもスマホ完結で口座開設ができること。印鑑レス、郵送レス、カードレスでアプリがお財布代わりとなる。

また普段使いのWallet(普通預金)とBox(貯蓄預金)のペア使いが可能となっていて、Box機能を活用すると、お金の入出金の整理・整頓が直感的に行える。また、取引明細にはタグをつけて用途をメモすることができるという。

さらに、他行口座やカード情報等を登録することで、お金周りの情報を一元管理する「アカウントアグリゲーション」機能も付いている。チャージレス・口座直結で買い物ができるバーチャルデビットカードの作成も可能となっている。

入出金はアプリ上の操作によって、セブン銀行ATMで対応できるとのこと。

振込手数料がお得になったり、無利息で5万円まで貸し越しできたりする、プレミアムサービスも展開予定となっている。

みんなの銀行・永吉健一 取締役副頭取は記者発表会にて「既存の金融サービスの利用に煩わしさを感じているデジタルネイティブな人たちに選んでもらえるサービスを目指している。取引明細にハッシュタグを付けて記録する、普通預金と貯蓄預金などアカウントを複数持つ、といったようにSNSのような感覚でどうやって使っていただけるか、今後もみなさんからの意見を聞きながら考えていきたい」と話している。

サービス提供は5月下旬開始予定となっている。

  • BtoC向けのサービス内容