ビジネスパーソンが“今読むべき本”を厳選し、要約してそのエッセンスを伝える「flier(フライヤー)」。最新のトレンドを学んだり、読みたい本を見つけたりするためのツールとして、累計約75万人のユーザーに活用されています。

この記事では、2020年にflierで最も読まれた本と、flier編集部がおすすめする「2021年に読みたい本」をご紹介します。「2021年はもっと本を読もう!」「今年こそ自分磨きをしたい」と考えている方にぴったりの一冊が見つかるはずです。

  • 自宅でじっくり自分磨き! 2021年の年初めに、20代~30代が読むべき2冊 ~「話し方」と「朝の過ごし方」で人生が変わる!~

話し上手になりたいなら、好きな人とだけ話せばいい

2020年、flierでもっとも多く読まれたのは、『人は話し方が9割』(永松茂久、すばる舎)でした。

本書のテーマはずばり「話し方」。「大切なことを適切なタイミングで話せる人になりたい」「思っていることを正直に言えない」「沈黙の時間が怖い」などといったリアルな悩みを解決してくれる一冊となっています。

多くの方にとって救いになるのは、苦手な人との対話を避けて、好きな人と話す時間を増やすことが推奨されている点。好きな人となら、会話は自然と弾むもの。その結果、徐々に自信がつき、コミュニケーションが上達するというわけです。

オフラインで人とやり取りする機会が減ってしまった今だからこそ、「話し方」を磨き、一つひとつの機会をもっと楽しく、有益なものにしてみませんか。新たな出会いが増えたり、誰かとの絆がさらに深まったりするかもしれません。本書で学んだことを、オンライン飲み会などでさっそく試してみるのもいいかもしれません!

朝の過ごし方を変えれば、人生が変わる

2021年にぜひお読みいただきたい要約として、『人生を変えるモーニングメソッド』(ハル・エルロッド、鹿田昌美訳、大和書房)をご紹介します。

「今年こそ早起きしよう!」と決めても、なかなか実行に移すのは難しいもの。そんなとき、本書を読めば、早起きのモチベーションがグッと上がるはずです。

本書の著者であるハル・エルロッド氏は、事故による心肺停止と経済苦によるうつという、二度のどん底を経験しました。ところがオリジナルの「モーニングメソッド」を実践するようになって、人生が大きく好転したのです。

「モーニングメソッド」とは、サイレンス、アファメーション、イメージング、エクササイズ、リーディング、ライティングの6つを、朝に1時間かけて行うというもの。大変そうに思えるかもしれませんが、著者によると、モーニングメソッドを始めると、1時間と言わずもっと早起きしたくなる人も多いのだとか。

人生が平凡化する理由や、スヌーズボタンを押さずにスッキリ起きる方法など、本書には、早起きせずにはいられないような情報がたくさん詰まっています。本書を手に取った日の翌朝から、早起きを始めたくなること請け合いです!

外出ができない今こそ、読書で自分磨きを

今回は、2020年にフライヤーでもっとも読まれた本と、2021年にぜひお読みいただきたい本をご紹介しました。

新型コロナウイルスの感染拡大によって、自宅などで過ごす時間が増えた方は多いでしょう。変化の少ない生活にモヤモヤすることもあるかもしれません。

そんなときは、本を手に取ってみてはいかがでしょうか? 本には、あなたの知らない世界が広がっています。新刊やベストセラーに目を向けてもいいですし、「話し方」や「朝活」など、興味のあるテーマを深掘りしてみるのも楽しいものです。

本の要約サイトflierには、さまざまなジャンルの要約がそろっています。外出がしづらい今こそ、読書でコツコツ自分磨きをすれば、1年後にはまったく違う自分に出会えるかもしれません!