「ファイザーのコロナワクチン」日本で承認申請…実際にできる時期は? ワクチンのリスクは?
声優としても活躍中の鈴村健一(月~木曜)と俳優の山崎樹範(金曜)、フリーアナウンサーのハードキャッスル エリザベスがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。2021年12月21日(月)の放送は、パーソナリティ代演として、お笑いコンビ・髭男爵の山田ルイ53世さんが出演しました。「リポビタンD TREND NET」のコーナーのテーマは「ファイザーのコロナワクチン、日本で承認申請」。報道ベンチャーの株式会社「JX通信社」代表取締役・米重克洋さんに話を伺いました(※放送当時の内容です)

※写真はイメージです



アメリカの製薬大手ファイザーは、新型コロナウイルスワクチンの日本国内での使用に向け、厚生労働省に承認を求める申請をおこないました。国内で新型コロナウイルスワクチンの承認申請がおこなわれるのは初めてで、早ければ2021年2月中にも承認するかどうか結論が出る見通しです。

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山田ルイ53世(以下、山田):こちらネットの反応はいかがですか?

米重:SNSでも、ワクチンが早く行き渡ることを期待する声が非常に多いです。やはり、ワクチンと(治療)薬の2つがないと、なかなか現在の状態からの脱出……とはいかないので、非常に重要なツールとなります。一方で、ワクチンのリスクを心配する声が多いのも事実です。

山田:ワクチンが実際に使用できるようになるまでに、どういった段取りがあるのですか?

米重:この手の医薬品の審査は、通常1年くらいかかります。その間に、製薬会社から治験データなど、さまざまなものが提出されて、有効性や安全性を確認する非常に大事なプロセスがあります。薬害の歴史もありますので、健康な人が接種することで具合が悪くなってしまったら本末転倒なので、審査をしっかりおこないます。

ただ、今回のような新型の感染症の場合は、ワクチンが早く行き渡らないと命にかかわることになるので、「特例承認」といって審査を急いで終わらせる仕組みがあります。今回は、おそらく特例承認の制度が適用されるだろうということで、早ければ2021年2月には承認されると言われています。

山田:承認後、実際に接種できるようになるのはいつ頃ですか?

米重:まだ正式に見えてはいないのですが、早ければ承認後すぐ、2月、3月くらいから接種が始まると言われています。まずは医療従事者、特にコロナの治療に直接あたっていらっしゃる方々、その後に高齢者の方や基礎疾患を持っている方……と続いていきますので、若くて健康な人は一番あとになります。

山田:このワクチンのリスクは?

米重:薬の場合は“副作用”という言葉を使いますが、ワクチンの場合は“副反応”と言われます。「副反応が心配だ」という声は結構ありますし、副反応が出る場合もあります。

例えばファイザーのワクチンですと、アメリカでは12月14日(月)から接種が始まっているのですが、19日(土)までに27万人以上が接種を受けていて、その前日の18日(金)までの時点で6人がアレルギー反応を起こしたとのことです。確率的にはものすごく低いのですが、そのような副反応を示す方も少数ですがいらっしゃいます。なので、政府はそこをちゃんと説明したうえで接種を広めていく必要があると思います。

山田:いずれ日本人も接種できるようになるのでしょうが、一人ひとりの感染防止、予防策はずっとやっていかないといけないな、と思います。

<番組概要>
番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:鈴村健一(月~木曜)、山崎樹範(金曜)、ハードキャッスル エリザベス
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/one/