テレビ東京では2日に『出川哲朗の充電させてもらえませんか? 3時間半SP』(17:30〜)を放送する。

  • 左から出川哲朗、石原良純

    左から出川哲朗、石原良純

同番組はコロナ禍でロケができずにいたが、感染対策を実施しながら10カ月ぶりにロケを再開。静岡・西伊豆町の絶景の夕陽が見えるパワースポット・黄金崎から伊豆半島をぐるっと一周して三島市にある“伊豆随一のパワスポ”と言われる三嶋大社を目指す2泊3日の旅となった。ゲストライダーとして登場するのは石原良純と長嶋一茂で、過酷すぎる充電旅に句を言いつつも数々のミラクルを巻き起こす。

夕陽に染まると黄金に輝くという黄金崎の風景を楽しみ、電動バイクで出発した出川は、6年前に臨時休業だったため泣く泣くあきらめた沢田公園の絶壁に立つ町営露天風呂に入り、全景の海を眺めながら温泉を満喫。しかし温泉を出た出川は「土方さん、大変なコト忘れていたの気づきました? 天然で忘れていたよ!」と番組で一番大切な“充電”を忘れていたことに気づくなど、のっけからドタバタ。そんな中、ロケができる喜びをかみしめる出川は雨の中のロケや充電が切れてしまっても「もう文句言わない!」と宣言し、わざわざ会いに来てくれた妊娠中の女性には、お腹に向かって“ソーシャルディスタンス安産祈願”をするなど、新しいロケスタイルで“ふれあい”を楽しんだ。

充電旅2日目には、スイカヘルメットをかぶった石原良純が登場し、故・西城秀樹さんが結婚式を挙げたことでも有名な白濱神社へお参りする。白濱神社にある海に突き出た“インスタ映えスポット”として人気の巨岩に立つ赤い鳥居に感動した一行は、「いや〜ここはホントに来てよかった!神々しい! 来た甲斐がある」と大はしゃぎ。続いて金目鯛が有名な稲取へ向かうと、金目鯛しゃぶしゃぶを堪能した良純が家族で行きつけの温泉にアポなしでお邪魔し、エントランスには父・石原慎太郎直筆の書が現れるが、出川はあまりの達筆で読めなくあたふたする。絶景の屋上露天からは電車が見られるのが嬉しいと話す良純だが、実は以前、この温泉に良純が行こうとしたところ予約がいっぱいで訪問できず、「仕方ないから家で庭の木を切ることにした」ところ、脚立が倒れ右手を骨折し全治3週間に。「温泉に行けていればこんなことにはならなかった」という因縁の温泉ということを明かした。リベンジした温泉の絶景に出川は「これ最高じゃないですか! なんスか!? リアル竜宮城じゃないですか!」と感激し、お礼にオススメの波打ち際の露天風呂温泉を紹介する。

2人目のゲスト・長嶋一茂が合流すると、電動バイクで出発した3人は伊東の干物屋で青空の下朝食を堪能する。一茂はサバのみりん干しのうまさに感動し、出川はアジの干物ピザを堪能するも「ワサフル」というふりかけるわさびソースの辛さに「コレ罰ゲームで使える」と感動。そして熱海の温泉街へ行くと、長嶋茂雄が入ったといわれる温泉宿があり、出川は「長嶋茂雄さんが入ったなら入りたい」と行ってみることに。一茂は「哲ちゃん、俺今までテレビでやったことないけど、『オレ、長嶋茂雄の息子だから』って言ってみるよ」とひと肌脱ぎ、番組のため顔パス入浴交渉すると宣言するが、一茂が「俺の親父ここ来てたの?」と聞いてみると「さぁわかりません」と言われ撃沈。巨人軍御用達のホテルへ赴き「哲ちゃん、ここ断られたら、俺ジャイアンツ選手じゃなかったってことだから」という一茂は、エントランスで案内しているスタッフに「俺に恥をかかせないで」と頼み込むがまたもや撃沈となる。そこで、「まかせろ」と豪語した家族で何度も行きつけているホテルに行ってみることになるが、とんでもないミラクルが待ち受けていた。