リモートアクセスサービスとは、遠隔地から社内のネットワークやPCにアクセスをするためのサービスです。この記事では、リモートアクセスサービスを比較しつつ紹介するとともに、サービス選定のポイントについても解説します。

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リモートアクセスサービスとは

リモートアクセスサービスは、営業や出張、テレワークなど社外から社内環境へ接続したいときに必須となるサービスです。社内PCを直接操作するタイプや用意されたWebアプリからのみ接続できるタイプなど、接続タイプが複数あります。そのため必要となる利用方法にマッチした接続タイプを選択しなければなりません。

リモートアクセスサービスを導入するメリットは、遠隔地でも仕事が可能な点と、交通費が節約できる点です。これまで営業先から事務手続きをするため社内に戻っていた分の交通費が不要になります。

リモートアクセスとリモートデスクトップの違い

よくリモートアクセスと混同されるものにリモートデスクトップが挙げられますが、リモートアクセスとリモートデスクトップとでは違いがあります。

リモートアクセスは、遠隔にある端末や異なるネットワークに接続する技術のことを指します。リモートアクセスに含まれるシーンは多く、社内LAN内で遠隔で端末を操作する、インターネットを通して社内LANに接続するなどさまざまです。

一方でリモートデスクトップは、端末のデスクトップ画面を遠隔操作する技術で、リモートアクセスを行うためのツールの一つと言えます。一般的にはインターネットなどの社外ネットワークからリモートアクセスできるリモートデスクトップサーバーを用意し、そこから各端末へリモートデスクトップを行うような運用がされています。

リモートデスクトップはリモートアクセスの一種の接続形態と捉えておくと良いでしょう。

リモートアクセスのメリット3点

リモートアクセスを社内に導入することにより、さまざまなメリットが得られます。ここでは具体的なメリットを3つ紹介します。

1、良好なワークライフバランスの実現と生産性向上

リモートアクセスを導入し、社外からでも業務を行えるようになることで、通勤や移動にかかる時間が削減できます。社員が通勤や移動に片道30分かかっていれば、往復で1時間の時間の削減ができ、その分を私生活の時間に回すことができるようになります。結果として社員の良好なワークライフバランスを保つことが可能です。私生活が充実し仕事のオンオフでメリハリがつけられるようになれば、社員のモチベーションも上がり生産性向上が見込めるでしょう。

2、業務におけるさまざまなコスト削減

日常の業務のなかには効率化できるさまざまな無駄が埋もれています。会議を開催するにしても、会議室の確保や資料の印刷、会議室への移動時間などのコストがかかります。リモートアクセスを導入すれば会議室の確保、移動は不要で在宅から会議に参加できますし、資料共有機能を使えば資料の印刷も不要です。リモートアクセスを利用することによって、今まで現場でしかできなかった業務がリモートで効率的に行えるようになります。

リモートワークを増やしていくことで、社内に設置する機器の削減やオフィスの規模縮小など、固定費の削減につなげることもできるでしょう。

3、データ持ち出しによる情報漏えいリスクの低下

営業による外勤や出張などで社内の資料を社外に持ち出す際には、情報漏えいのリスクがつきものです。一度情報漏えいが発生すると、自社に対する影響は非常に大きいものになります。特に個人情報が含まれている場合、報道レベルにまで発展する危険性も高くなるでしょう。

社外における情報漏えい対策を考える場合には、単純な紛失のリスクに加えて悪意ある第三者から盗難にあうリスクもふまえる必要があります。その点、リモートアクセスを利用し、持ち出した端末上にデータを保存しないようにすれば、いずれの場合においても情報漏えいが発生するリスクを低下させることができるでしょう。

リモートアクセスの4つの機能

各ベンダーが提供しているリモートアクセスサービスには、遠隔で端末やネットワークに接続する基本機能に加え、さまざまな機能が備わっています。ここでは基本機能やその他さまざまな機能について細かく解説していきます。

1、リモートアクセス・リモートデスクトップ機能

遠隔から社内のネットワークや端末に接続する基本機能です。デスクトップ画面を操作するリモートデスクトップ機能に加え、機器のカメラに映っている映像を見るリモートビューイングやリモートで画面ロックを行う機能が搭載されたサービスもあります。また、サービスによってはリモートでの電源操作(Wake-On-Lan)を行うこともでき、接続先の端末の電源があがっていない場合でもリモート操作が可能になります。

2、テキストチャット・ビデオチャット機能

リモートで接続する元・先の機器同士でテキストでのチャットができたり、ビデオチャットで音声映像をやりとりする機能です。リモートデスクトップの同時接続機能と組み合わせて、クライアントの画面を見ながらサポートを行うヘルプデスク業務などで活用できるでしょう。

3、ファイル転送・リモート印刷機能

リモートでの接続元・先でドラッグ&ドロップで簡単にできるファイル転送やリモートのドキュメントを手元のプリンターで印刷できるリモート印刷機能もあります。この機能を活用すれば、社内資料を印刷するために出社しなければならないなどといった業務における無駄を削減できるでしょう。

4、セキュリティ機能

リモートアクセスサービスでは、基本的にやりとりされる通信は暗号化されています。また、セキュアな通信機能とともに接続をIPアドレスやMACアドレスでフィルタリングする機能、アンチウイルス機能などさまざまなセキュリティ機能が備わっているサービスもあります。より高度なセキュリティになると、通信内容を監視しSOC報告書を提出してくれるサービスもあります。セキュリティに不安がある場合にはセキュリティ機能が充実したサービスを選ぶと良いでしょう。

リモートアクセスサービス16選を徹底比較!

「CACHATTO」
e-Janネットワークス株式会社

POINT
  • 参考価格:【初期費用】278,000円 (10ユーザー年間ライセンス、税別) ~、
    【月額料金】年間ライセンスのため月額費用はなし
  • 提供形態:クラウド/オンプレミス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:Webアプリ限定接続タイプ

CACHATTO(カチャット)は、スマートデバイスを活用したモバイルワークから、PCを利用した在宅勤務に至るまで、あらゆるシーンのテレワークを実現するマルチデバイスプラットフォームです。国内導入実績1,400社を誇り、官公庁や地方自治体、金融機関をはじめ、大手企業から中小企業にも幅広く導入、活用されています。

テレワークで利用する端末への業務データの保存を制御し、BYOD(私物端末の業務利用)においても高いセキュリティを担保。また、VPNを利用しない通信方式により、既存のネットワーク構成やポリシーへの最小限の影響で導入することが可能です。

VPNに依存する通信パフォーマンスの低下とも無縁で、拡張性に優れているのも特徴。セキュリティ機能と利便性のバランスが柔軟にコントロールできるゼロトラストなワークスペース」を実現する働き方改革ソリューションです。

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「ニンジャコネクト テレワーク」
e-Janネットワークス株式会社

POINT
  • 参考価格:【初期費用】無料、【月額料金】1ユーザー 1,600円 (税別)~
  • 提供形態:オンプレミス
  • 対象従業員規模:中小企業
  • 接続タイプ:社内LAN延長接続タイプ

「ニンジャコネクト テレワーク」は、外出先や自宅などから社内にあるPCの遠隔操作を「簡単」「安全」「低コスト」に実現する中小企業向けのテレワークサービスです。レンタル提供する手のひらサイズのコネクターを社内ネットワークに接続するだけで導入でき、利用者はWebブラウザから専用のURLにアクセスするだけで簡単に在宅勤務が可能です。

VPN不要で、ファイアウィールの設定変更不要で導入可能。テレワークで利用するPCには業務データが一切保存されないセキュリティ機能によって、在宅勤務におけるデータ漏えい対策もバッチリです。

初期費用無料、月額1ユーザーあたり1,600円から導入できるので、必要最小限のコストでテレワーク、在宅勤務を始めることができます。最低利用期間も3ヶ月と、長期契約の縛りがないのも嬉しいポイント。ひとり情シス、情報システム部門の人員が少ない企業でも安心して導入できるテレワークソリューションです。

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「ビジネスセキュリティ」
株式会社 USEN ICT Solutions

POINT
  • 参考価格:【初期費用】120,000円〜、【月額料金】28,000円〜
  • 提供形態:機器レンタル
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内LAN延長接続タイプ

「ビジネスセキュリティ」は、ルータを基本としたセキュリティ対策の運用管理を一括して提供するサービスです。当サービスは初期費用と月額費用で提供され、専用セキュリティ機器のレンタル、導入支援、設定保存、設定変更作業、24時間365日自動運用監視、緊急対応窓口、24時間365日オンサイト保守、運用情報提供等、フルマネージドで安全なインターネット環境を提供します。

「情シスの負担を減らしたい」「ネットワークセキュリティを強化したい」「コストはあまりかけたくない」、そんな悩みを抱える企業に最適なサービスです。

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「セキュアデスクトップサービス」
株式会社 USEN ICT Solutions

POINT
  • 参考価格:【初期費用】30,000円、【月額料金】15,000円~
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:PC遠隔操作タイプ

「セキュアデスクトップサービス」は、高セキュリティを搭載したリモートデスクトップサービスです。「高度なセキュリティ」、「ストレスのない圧倒的な画面転送スピード」、「抜群の操作性」の実現を可能にします。

従来のリモートデスクトップは、端末の紛失等での情報漏洩の可能性や在宅ワークでのセキュリティ問題等で、導入するには懸念点がありました。同製品は、一般的なリモートデスクトップとは違い、 電子証明書登録で不正アクセスを排除。外出先や自宅から、会社にあるデスクトップPCを安全・快適に利用することができます。

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「Platform V System」
株式会社三技協

POINT
  • 参考価格:【初期費用】350,000円~、【月額料金】-
  • 提供形態:オンプレミス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:PC遠隔操作タイプ

「Platform V System」はインターネットに接続されているクライアントPCにUSBキー(書き込み不可)を挿し込むだけで利用可能なリモートアクセスツールです。

ソフトウェアはUSBキーに全て内蔵しているため、クライアントPCへのアプリケーションのインストールや設定は不要。全てのWindowsPCおよびMacで利用可能で、iOS版も提供しています。クライアントPCには⼀切のデータが残らない画像転送方式(RDP)タイプなので、万が⼀ウィルス感染したり、紛失や盗難にあったとしても、情報漏洩の心配はありません。クライアントPCの操作に関しても、細かく設定可能です。

自宅や外出先など、どこからでも社内環境を利用でき、時間帯を気にする必要もないので、多様化するワークスタイルに応える事が可能です。

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「SWANStor(スワンストア)」
エリアビイジャパン株式会社

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド / パッケージソフト / SaaS
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内LAN延長接続タイプ

「SWANStor」は、社内LAN延長接続タイプのリモートアクセス環境を提供するセキュアリモートアクセスプラットフォームです。

社内システムにサーバー用のソフトウェアをインストールして、社内で管理。クライアント側は、クラウドサービスとして提供されるSWANStor Gatewayにアクセスすることで、社内LANと同等の操作ができる仕組みです。クライアント側はどのデバイスでも接続できます。

また、本サービスはワンタイムパスワード、端末認証、シンクライアント、USB認証など、オプションで様々な認証を提供しています。そのため、セキュリティを高めるために複数の認証方式を組み合わせての運用も可能です。


「アズムリモートワーク導入パッケージ」
株式会社アズム

POINT
  • 参考価格:20ユーザーの場合1ユーザーあたり・初期費用52,500円、年額15,800円
  • 提供形態:クラウド / オンプレミス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:PC遠隔操作タイプ

「アズムリモートワーク導入パッケージ」は、Oracle Secure Global DesktopをベースとしたAZ Secure Desktop Accessを利用したリモートアクセスソリューションです。クライアント側はWindowsおよびMacOSのPCが利用できます

クライアント側はAZクラウドゲートウェイサービスに接続。社内に設置したAZコネクションブローカーを経由して社内PCの画面転送をする仕組みです。USBデバイスの接続制限や、コピーアンドペーストの実行制限といった機能もあり、必要に応じてより安全性を高める運用もできるようになっています。


「moconavi」
株式会社レコモット

POINT
  • 参考価格:別途問い合わせ
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:クラウド型/Webアプリ限定接続タイプ、オンプレミス型/社内LAN延長接続タイプ

マルチデバイス対応のテレワークプラットフォーム「moconavi」。クラウド型の場合はWebアプリ限定接続タイプ、オンプレミス型の場合は社内LAN延長接続タイプと、複数の接続タイプを提供している点が特徴です。

マルチデバイス対応なので、社内メールの確認や連絡先を確認しての電話連絡など、外出先でスマートフォンを使った利用がとても便利に。オンプレミス型ならPCを使って社内LANにも直接アクセスできるため、テレワークでも十分に利用可能です。


「AkamaiEAA(Enterprise Application Access)サービス」
富士通Japan株式会社

POINT
  • 参考価格:100ユーザー 参考 年額4,000,000円~
  • 提供形態:サービス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:Webアプリ限定接続タイプ

「AkamaiEAA(Enterprise Application Access)サービス」は、Webアプリ限定接続タイプのリモートアクセスサービスです。必要な人に必要なアプリだけアクセスを許可する仕組みで、アクセスコントロールは一元管理できます。クライアント側は、標準ブラウザからアクセス。許可されたアプリのみ表示可能です。

シングルサインオンや多要素認証が採用され、高セキュリティでのリモートアクセス環境が構築できます。セキュアなリモートアクセス環境を整えたい、社内PCへのアクセスは不要、という場合にマッチするサービスです。


「OneOffice スマートコネクト」
株式会社TOKAIコミュニケーションズ

POINT
  • 参考価格:1アカウントあたり初期費用3,000円、日額100円(1ヶ月最大1,500円)
  • 提供形態:サービス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内PC遠隔操作タイプ

「OneOffice スマートコネクト」はWebアプリを通して社内PCに接続するリモートアクセスを提供するサービスです。社内PCを遠隔操作するためモバイル端末にデータを保存せず、通信も暗号化されているためセキュアなリモートアクセスを行うことができます。

導入もアカウント登録を行い、接続元・先の機器にソフトウェアをインストールするだけと非常にお手軽です。費用は業界初の日額従量課金制を導入しており、利用量に応じて費用が増減します。コストがわかりやすく、小規模環境に手軽に導入できるサービスです。


「Splashtop Business」
スプラッシュトップ株式会社

POINT
  • 参考価格:1アカウントあたり年額15,000円~
  • 提供形態:サービス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内PC遠隔操作タイプ

「Splashtop Business」は社内PC遠隔操作タイプで、アカウント登録とWebアプリのインストールだけで手軽に導入可能です。接続元・先にドラッグ&ドロップで簡単にファイル転送ができたり、接続先の書類を手元のプリンターで印刷できたりと便利な機能が揃っています。

リモート接続中のチャット機能や2人同時リモートアクセスなど、接続先の利用者をサポートするような使い方もできます。リモートワークだけではなくカスタマーサポートを行う現場への導入にも使い勝手の良いサービスです。


「ISL Online」
株式会社オーシャンブリッジ

POINT
  • 参考価格:パブリッククラウド年額150,000円~、オンプレミス年額500,000円~(いずれも同時接続数1~)
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内PC遠隔操作タイプ

「ISL Online」はクラウド方式でリモートアクセスを行うことができるサービスです。1ライセンスで音声・ビデオチャットやプレゼンテーションなど、さまざまな機能を利用できます。豊富な機能を活かして、リモートでクライアントの画面を確認してカスタマーサポートを行う、遠隔デモで営業活動を行うといったことも可能です。通常のテレワークだけでなく、さまざまなシーンにも対応できるサービスと言えるでしょう。


「RemoteView」
RSUPPORT株式会社

POINT
  • 参考価格:1ライセンスあたり月額1,100円(10ライセンスまでのStandard版)、年額12,000円(ライセンス無制限のEnterprise版)
  • 提供形態:クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内PC遠隔操作タイプ

「RemoteView」はインターネットを通してプロキシサーバーに接続し、リモートアクセスを行うことができます。RemoteViewの特徴はリモートでの端末管理・制御の機能が充実している点です。

RemoteViewでは、ユーザーと機器を3階層で細かくグループ設定ができ、それぞれに管理権限の設定を行うことができます。管理者はリモートから端末の各種操作を実施でき、災害や盗難・紛失などのアクシデント時にも安定した管理が可能です。


「LAPLINK 14」
株式会社インターコム

POINT
  • 参考価格:企業向け10ライセンス 7,000円(初年度の保守サポートサービス費用含む)
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内LAN延長接続タイプ / 社内PC遠隔操作タイプ

「LAPLINK 14」は国内メーカー製のリモートコントロールソフトで、販売・サポート・バージョンアップ開発まですべて国内で行われています。導入時に1年間の無料保守サポートサービスが提供されており、安心して利用することができます。

LAPLINK 14の特徴は、インターネット以外にも電話/ISDN回線やLANでの接続も可能な点です。さまざまな接続形態が可能なことで、インターネットの通っていない遠隔地にある機器の遠隔管理も可能になります。


「TeamViewer」
TeamViewerジャパン株式会社

POINT
  • 参考価格:年間契約で月額20,000円~(同時接続数3~のコーポレートプラン)
  • 提供形態:サービス
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内PC遠隔操作タイプ

「TeamViewer」は世界中で25億台以上もの端末で利用されているリモートアクセスツールです。日本国内でも電子機器・土木建築・情報システムなどさまざまな業界で導入されています。

TeamViewerが優れているのは、多言語かつ多様なプラットフォームでリモートアクセスの基本機能を網羅している点です。また、ヘルプデスク、チケット、CRMなどのシステムと統合できる点も大きな魅力でしょう。


「MagicConnect」
NTTテクノクロス株式会社

POINT
  • 参考価格:USB型:初期費用15,000円~、年間使用料18,000円 モバイル:初期費用5,000円、年間使用料12,000円
  • 提供形態:オンプレミス / クラウド
  • 対象従業員規模:全ての規模に対応
  • 接続タイプ:社内PC遠隔操作タイプ

「MagicConnect」は導入が非常に簡単でかつセキュリティ性も高いリモートアクセスサービスです。USB型であれば、USBキーを接続するだけで難しいセットアップ不要でリモートアクセスを行うことができます。海外出張でインターネット環境が不安定な場合でも対応しやすいサービスと言えるでしょう。

セキュリティ面でものぞき見防止やアンチウイルス機能などが充実しているため、情報漏えい対策がしっかりと行われています。

リモートアクセスサービスの接続タイプ3種類

リモートアクセスサービスは、サービスにより提供する接続タイプが異なります。接続タイプは3種類ありますので、それぞれの特徴を確認して、自社に適した接続タイプを選びましょう。

1、社内LAN延長接続タイプ

社内LAN延長接続タイプとは、社外から社内LANに接続してリモート操作を可能とする方法です。社内のPCと同じ感覚でファイルなどの操作ができますが、利用端末へのライセンス付与と、ある程度高速の通信回線が必要です。

2、Webアプリ限定接続タイプ

Webアプリに限定して接続するタイプです。セキュアブラウザでのアクセスもこの方法に分類されます。Webアプリの場合は、利用できるデバイスの種類が多く便利ですが、社内PCに接続できるわけではないため、作業範囲は限られます。

3、社内PC遠隔操作タイプ

社外から社内のPCを遠隔操作するタイプです。あくまでも社内PCを操作していることになるため、社外秘のファイルを外へ持ち出すリスクはありません。セキュリティ的に安心できる接続タイプですが、操作する社内PCは電源を入れておく必要があります。

リモートアクセスサービス選定のポイント4つ

リモートアクセスサービスを選ぶ際は、主に4点ほど確認したいポイントがあります。以下のポイントは必ず比較しましょう。

1、料金体系の比較

リモートアクセスサービスの料金体系は、サービスによって違いがあります。従量課金制か定額制か、利用者数によっても変わってきます。自社の利用者数を洗い出し、実際に計算していくらぐらいかかるか確認しましょう。

2、接続タイプはどれが適しているか

接続タイプは、社外でどのような仕事をしたいかによって異なります。テレワークや在宅勤務の場合は、PC遠隔操作タイプまたは社内LAN延長接続タイプがおすすめです。セキュリティ面や通信環境から考えればPC遠隔操作タイプですが、社内PCを起動したままにできなければ社内LAN延長接続タイプを選びます。

出張や営業の外回りで会社に戻らず社内システムを操作したい場合は、社内専用のWebアプリで作業範囲を限定しての利用を検討すると良いでしょう。

3、オンプレミスかクラウドか

導入形態をオンプレミスにするかクラウドにするかも検討したいポイントです。オンプレミスの場合は高いセキュリティが期待できますが、初期費用がかなりかかります。クラウドの場合は、利用者数の増減に対して柔軟に対応でき、初期費用がかからない点がメリットです。

4、自社の利用デバイス・OSに対応しているか

リモートアクセスサービスが対応しているデバイスやOSも確認しましょう。WindowsOSのPCのみに対応しているサービスもあれば、幅広いデバイス・OSに対応しているサービスもあります。

リモートアクセス導入の流れ

リモートアクセスを自社に導入する際、主な流れとしては以下の3ステップになるでしょう。

1、リモートアクセスの導入形態・接続タイプを選ぶ

まずは自社内の規模や利用用途に応じて導入形態や接続タイプを選びましょう。特に導入形態でオンプレミスとクラウドとでは必要になる初期コストが大きく異なります。費用面でも管理面でも、自社の環境をしっかり把握して検討する必要があるでしょう。

2、機能やコストから製品を検討する

現在はリモートアクセスの需要が高まっていることもあり、さまざまなリモートアクセスサービスが乱立しています。リモートアクセスサービス選定のポイントで紹介した4つのポイントをもとに、自社にあう機能を備えつつコストパフォーマンスの良い製品を選ぶようにしましょう。

リモートアクセスサービスのなかには、無料トライアルが設けられているものも多いため、積極的に活用して使い勝手や機能を確かめることがおすすめです。

3、段階的に社内への導入を行う

リモートアクセスを急速に展開しようとしても、慣れないリモートからの操作に戸惑い、結局業務がまったく進まないという事態に陥ることも少なくありません。リモートアクセス導入によるトラブルを避けるためには、段階的に社内への導入を行うことが重要です。

具体的にはまずITツールに慣れている社員を中心にリモートアクセスの利用を試し、操作手順や課題点などの洗い出しを行います。その後にその社員を中心に、操作手順や課題に対応できる体制を整えつつ段階的に展開を行っていきましょう。リモートワークにおけるセキュリティを担保するためにも、公共Wi-Fiにはつながない、リモートワーク用の端末で業務外のサイトへアクセスしないなどのセキュリティ教育も重要です。

リモートアクセス導入時の3つの注意点

リモートアクセスは便利なものですが、同時に注意すべきポイントもあります。ここではリモートアクセス導入時の注意点を3つ解説します。

1、ウイルス感染や内部不正によるセキュリティリスク

接続用の端末にデータを保存しない方法でリモートアクセスを実施していたとしても、情報漏えいが発生するリスクはあります。リモート操作の遅延によって誤って不審メールのURLや添付ファイルをクリックしてしまう、誰も見ていないからと不正に社内データをローカル端末上に保存するなどは十分に考えられます。

リモートワークにおける注意点やセキュリティ規程の教育を怠らないようにしましょう。

2、勤務時間の管理漏れ

リモートワークを行っていると、同じ自宅内にいるために勤務時間と私生活の時間との線引きが難しくなります。その結果、規定時間終了後にもズルズルと業務を行い、残業時間が増加する可能性が高まります。さらに、周囲の目がないために上司が部下に対してサービス残業を押し付けるケースに発展することも。

リモートワークにおいては勤務時間の管理を徹底し、適切な勤務時間となるよう調整を行いましょう。

3、リモートアクセス用端末の私的利用

リモートアクセス用に支給している端末を私的に利用しているケースも少なくありません。業務と関係ないサイトへアクセスすることでウイルス感染するリスクは高まりますし、自宅外に持ち出すことで紛失・盗難が発生する可能性も高くなります。

リモートアクセス用の端末の利用ルールを明確にするとともに、業務外の用途に利用しないよう教育を行うようにしましょう。

自社の利用方法に適したリモートアクセスサービスを選ぼう

リモートアクセスサービスを選ぶときは、自社の利用方法やデバイスの種類・OSなどに対応できるかどうかを確認しましょう。気になるサービスがあれば、以下より製品資料を入手して、サービス選定の検討材料としてお役立てください。

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