福山雅治、ニューアルバム『AKIRA』で使用した珠玉のギターについて語る
シンガーソングライターで俳優の福山雅治がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「福のラジオ」。オリジナル・ニューアルバム『AKIRA』の発売まで、あと3日となった12月5日(土)の放送は、初回限定「30th Anniv. バラード作品集『Slow Collection』」盤より、弾き語りでセルフカバーとして新録した2曲をオンエア。両楽曲に用いられたギターについて語りました。

福山雅治



まずは「恋の中(弾き語りver.)」。こちらでは、クラシック・ギターの名工 ロベール・ブーシェの音色を存分に聴くことができます。ボディのサイド&バック材には、硬質で芯の強いサウンドが特徴のハカランダを使用した最高峰のクラシック・ギターだということです。

「ヨーロッパで長らく保管されてきた1本が、ご縁があって僕の元にやってきました。本当に素晴らしいギターです。紹介してくれた楽器屋さんも『こんな最高の状態のロベール・ブーシェは、もう出てこないのでは?』とおっしゃっていました。本来なら、僕よりももっと優れた演奏者の方に弾いていただくべきなのかもしれないですが、今のところは僕が大切に“お預かり”をして、この楽器に宿っている生命、そして音色を広く皆様に聴いていただけるお手伝いをしたいなと思っています」

たくさんの方に音色を聴いていただくことで、楽器の生命を繋ぐお手伝いをする――ここに、ギターを愛する福山さんの魂を感じます。

次に放送した「好きよ 好きよ 好きよ(弾き語りver.)」で使用しているギターは、マーティンのアコースティック・ギター。プリウォーと呼ばれるゴールデン・エラ期の戦前に造られたD-45。1939年製の1本です。

「もう、このレベルのギターになってくると、人類のレガシーです。だから大事に保管しておく、というのももちろん理解できるんですけど、一方で、演奏して多くの人にその音を聴いてもらうことが、ギターという生命体が存在している意味だと思うんです。そうやって“音を伝えること”が僕のお役目のひとつなのかなと思っています。そして、この素晴らしい音を聴いて『ギターっていいな』『ギターを弾いてみたいな』、もしくは『ギターを造ってみたいな』という人が1人でも増えて、ギターという存在が拡大・拡充していくことを願っています」

脈々と流れるヴィンテージギターにまつわる深く長い時間と、それを未来につなげていく人の気持ち……まるでアルバム『AKIRA』で描かれている物語のサイドストーリーのように響きます。

番組の後半では、アルバムに関する企画がアナウンスされました。

「12月13日(日)21時から『アルバム同時試聴会』を開催します! 同日同時刻に、みんなそれぞれの場所にいながら“せーの”でプレイボタンをプッシュ。1曲目の『AKIRA』から、ラストの『彼方で』まで一緒に聴きつつ、楽曲の感想をつぶやいてください! という企画です。『#AKIRA』をつけて、再生されている曲が終わるまでに、その曲に対する感想をTwitterでツイート投稿する。『AKIRA』という全17曲の物語を、1本の映画を観るように楽しんでいただけたら嬉しいです。ぜひご参加ください!」

次週12月12日(土)の放送では、いよいよ『AKIRA』『彼方で』をオンエア。この2曲にまつわるお話をたっぷり語ります。お楽しみに!

<番組概要>
番組名:福山雅治 福のラジオ
放送日時:毎週土曜14:00~14:55
パーソナリティ:福山雅治
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/fukunoradio/