freeeは12月4日、「人事労務freee」で作成した賞与明細データをAPI経由でSmartHRの提供する「SmartHR」に取り込むことができるデータ連携を開始した。今回の連携により、人事労務freeeで作成した賞与明細のデータをSmartHR上で対象の従業員を選択するだけで、簡単に取り込むことが可能になる。
昨年から人事労務freeeとSmartHRのいずれか一方に従業員情報が登録されている場合、API連携で簡単に従業員情報の同期を可能としており、すでに連携を開始している給与明細に続き、賞与明細においてもどちらのサービスからでも明細を従業員に配布できるようにすることで自由度を高められると考え、アップデートを実施。
賞与データの取り込み方法は人事労務freee側で対象者の賞与明細の確定を行い、SmartHR上のfreee連携メニューの賞与明細「同期を開始」から、取り込む対象の従業員を選択。
続いて、SmartHRの給与明細一覧で該当の給与支給日の明細を選択すると、人事労務freee上の賞与データが取り込まれていることが確認できる。ここから連携内容の確認や名称の変更、従業員への公開ができる。
今回の賞与明細連携により「人事労務freee」から「SmartHR」に取り込みが可能となるデータは以下の画像を参照。今後、両社ではさらなる連携の拡張を検討していく。