hey、傘下のストアーズ、コイニー、クービックを統合 「EC」「決済」「予約」の機能連携を強化

商売のデジタル化を支援するヘイ(hey)はこのほど、2021年1月1日をもってグループ企業であるストアーズ・ドット・ジェーピー、コイニー、クービックの3社を吸収合併し、各社提供サービス運営会社をheyに一本化すると発表した。、EC、決済、予約の各機能の連携を強化し、商売のデジタル化に欠かせないプラットフォームを提供することを目指す。

heyは、2018年の開始以来、「STORES デジタルストアプラットフォーム」として、heyグループ傘下のストアーズ・ドット・ジェーピー社が提供するネットショップ開設・運営サービスの「STORES」、コイニー社が提供するキャッシュレス決済サービス「STORES 決済」とともに、商売のデジタル化を支援するサービスを提供してきた。2020年10月には、クービック社が提供するオンライン予約システム「STORES 予約」も加え、4社でのサービス提供を行っている。

2020年は、新型コロナウイルスの感染拡大で中小企業や個人事業者が大きな打撃を受けるとともに、「オンライン」や「非接触」が求められ、事業者の急速なデジタル化が迫られる年となった。ネットショップ開設・運営の「STORES」においては、2020年4月以降に食品関連の新規開設が相次ぎ、前年同時期比約13倍に増加した。



オンライン予約システム「STORES 予約」では、ビデオ会議サービス「Zoom」を利用したオンラインレッスンやオンライン接客などのサービス提供が2020年5月には約40倍 (同年1月比)に急増するなど、これまでは対面でサービスを提供していた事業者のサービスの多角化や事業転換が垣間見えたとしている。



こうした状況を受け、さらなる事業者支援のため、「STORES」では期間限定で有料プランを無償にて提供する施策や、休業を余儀なくされたライブハウス支援施策を実施。また「STORES 予約」では、「Zoom」との連携機能をリリースし、よりシームレスなオンラインレッスン・接客などのサービス提供を実現した。さらにキャッシュレス決済の「STORES 決済」では、売上金の入金サイクルを月6回から最短翌々日入金へと短縮し、コロナ禍での事業者の資金繰り改善に寄与してきた。

2020年10月からは、事業者向けに各サービスの説明や事業のデジタル化に関するウェビナーを本格始動しており、開催回数はすでに50回を超え、今後は地方自治体や商店街との共催セミナーも予定しているという。

同グループではこれまで、各サービス運営会社にて開発や改善をおこなってきたが、今後はサービス運営会社をheyに一本化する。サービス間連携を強化さらにするとともに、強固になった事業やチームにより「STORES デジタルストアプラットフォーム」の展開を加速し、先行き不透明な中でも奔走する個人や事業者の「こだわりや情熱、たのしみによって駆動される経済の発展」を支援していく考えを示した。



今回の合併にあたり、heyの佐藤裕介CEOは、「先んじて『STORES』にサービスブランドを統合し、個人、中小事業者のみなさまのデジタル化を支援する『STORES デジタルストアプラットフォーム』を運営してまいりましたが、運営組織もそれにあわせて統合することとなりました。ネットショップ開設サービス、店舗向けキャッシュレス決済サービス、オンライン予約システムとして個別に運営されてきたサービス群を、本統合を通して技術的/組織的に連携していきます。『おみせのデジタル化ならまるっと』 STORESにお任せいただけるプラットフォームとして、コロナでお困りのみなさまに微力ながらもお力添えできればと思います」とコメントした。