DJI JAPAN(DJI)とサノヤス・ライドは12月3日、DJIのフルサイズセンサー搭載の航空測量用カメラ「DJI Zenmuse P1」を活用し、遊戯施設の点検業務効率化の推進を目的とした検証を実施したと発表した。

  • 「Matrice 300 RTK」で観覧車を点検している様子

同共同検証では、観覧車などの大型遊戯施設を対象に、DJIの業務用ドローン「Matrice 300 RTK」にDJI Zenmuse P1を搭載し、画像の処理にはマッピングソフトウェアの「DJI Terra」を活用している。DJI Zenmuse P1は、4500万画素の撮影が可能なため、撮影する枚数と飛行時間の短縮を実現したという。

さらに、DJI Terraは生成した点群上で画像の管理を一括して行えるため、必要としている画像へ瞬時にアクセスできるとのこと。その結果、従来まで丸一日かけていた処理を数十分ほどで完了させたとしている。