日産自動車は12月23日、「ノート」をフルモデルチェンジし、発売する。

  • 「ノート」をフルモデルチェンジし、発売--「ノート X」

同社のホームマーケットでの最量販車種である「ノート」は、事業構造改革「Nissan NEXT」においても、非常に重要なモデルとなっている。今回発表する3代目の「ノート」は、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」とのコンセプトのもと、プラットフォームを新設計すると共に、システムを大幅に刷新しパワーアップした第2世代の「e-POWER」を初搭載するなど、全く新しい先進コンパクトカーとして生まれ変わるという。

  • コンセプトは、「コンパクトカーの常識を超える運転の快適さと楽しさが詰まった先進コンパクトカー」

第2世代の「e-POWER」は、パワートレインのハードウェアとその制御を刷新し、より力強く上質な走りと効率化を高い次元で両立。さらに、スムースで思い通りの「加速」や、なめらかな「減速」の制御、電動パワートレインならではの抜群の「静粛性」などを格段に向上させた。

また、コンパクトカーとしては初搭載となる運転支援技術「プロパイロット」は、同社初となるナビリンク機能を備えている。さらに、全方位の「360°セーフティサポート」などの先進安全技術も充実させることで、ユーザーは安心して乗車できる。

  • コンパクトカーとしては初となる運転支援技術「プロパイロット」搭載

デザインは、新世代に移行する同社デザインのキーワード、「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」を具現化。本年7月にワールドプレミアした日産初のクロスオーバーEV「日産アリア」と一貫性を持った新型「ノート」のデザインは、コンパクトカーの常識にとらわれることなく、新しい価値観を訴求し、電動化の時代を感じさせるデザインとなっている。

さらに、前後に備えた2つの強力なモーターで4輪を駆動する、本格電動4WD車も本年12月に発表する予定となる。

同社最高執行責任者のアシュワニ・グプタ氏は、「『e-POWER』は、日本のお客さまの厳しい目によって認められ、累計で43万台を販売してきました。そのe-POWERにさらに磨きをかけ、パワーとレスポンス、静粛性をより一層向上させた第2世代のe-POWERを、新型ノートに搭載します。日産は、今日発表する新型ノートで、e-POWERファンをさらに増やして参ります」とコメントしている。

希望小売価格(税込)は、202万9,500円〜218万6,800円。