女優の高畑充希が主演するテレビ朝日系ドラマ『にじいろカルテ』(来年1月スタート、毎週木曜 21:00~)の出演者が2日、一挙に発表された。

  • (上段左から)安達祐実、眞島秀和、水野美紀 (中段左から)光石研、西田尚美、泉谷しげる (下段左から)モト冬樹、半海一晃、池田良、水野久美=テレビ朝日提供

高畑演じる“秘密”を抱えた女ドクター・紅野真空が、偶然知った山奥の小さな村・虹ノ村の診療所で病を隠して働くことになり、ヘンテコな外科医と看護師とのシェアハウス生活、さらには個性豊かな村人たちに出会う同ドラマ。

安達祐実が、村人が集う村唯一の食堂「にじいろ商店」の看板娘でありながら、認知症を患って愛する人の顔を忘れてしまう妻・橙田雪乃役を、眞島秀和が、その夫で雪乃に忘れられてしまうたび何度もプロポーズを繰り返す食堂の主人・橙田晴信役を演じる。

また、光石研が、真空が虹ノ村にやって来るきっかけを作ったおしゃべりな村役場の職員・霧ケ谷桂役に、『半沢直樹』(TBS)での“鉄の女”の役が印象的な西田尚美が、その妻の霧ケ谷氷月役に決定。

そして、水野美紀が、霧ケ谷と同じ村役場で働きながら、自らを捨てた夫の父親と愛娘と暮らすシングルマザー・緑川嵐役を務める。

さらに、泉谷しげるが、村で井戸端会議を繰り広げるマスコットキャラクター的存在のおじいちゃん、通称“じじーず”のリーダーで、嵐の義父・緑川日出夫役に。モト冬樹と半海一晃が、“じじーず”の白倉博、筑紫次郎をそれぞれ担当する。

そのほか、配達員で通称“まじょたく君”役に池田良、元教師で真空にいつも電話をしてくるもしもしおばあちゃん・桃井佐和子役を水野久美が演じることが発表された。

今回発表された出演者のコメントは以下の通り。

安達祐実
最初に台本を読んだとき、なんとも言葉にできない感情などが上手く表現されていて、でも説明しすぎず、演じがいのあるストーリーだと思い、本当に面白い読み物だと感じました。雪乃は認知症を患っているという、難しい役どころではありますが、人間の感情は1つ2つではないということを体現している人だと思います。とても人間らしくて愛おしい人です。人生は難しくて、うまくいかないことももちろんある。皆んな何かを抱えて、受け入れて、時には受け流して、そうやって生きている。でも、それでいいじゃないか! って思わせてくれる作品です。このドラマを観て、少しホッとしたり温かくなったりしてもらえたら嬉しいなと思います。

眞島秀和
この作品はとても心が温まる群像劇だと思います。出演者の方々も多彩な顔ぶれで、撮影が楽しく、現場では毎回笑いが絶えません。皆様の演技に泣かされたり、笑いをこらえたり、とても刺激的です。ソーシャルディスタンスが求められる世の中ですが、人間同士の絆が感じられる作品だと思いますので、泣けてほっこりするひと時を楽しんでください。

光石研
とにかくこの作品のお仲間に入れていただき感謝しております! 脚本は、岡田さんらしくウイットに富んだ会話が最高に面白く、皆さんとのセッションが楽しみでした。高畑さん、井浦さん、北村くんを中心に、我ら村人がワチャワチャと最高に楽しい現場になっています! 今は高畑さんプレゼンツのおそろいマスクで、コロナに負けずスタッフ、キャスト、最高のチームワークで撮影しております! サラッと甘く、でもグッと胸に刺さるドラマです。 どうぞ、余韻をお楽しみください!

西田尚美
岡田さんの脚本は、隅から隅までとても愛おしく、自分がその中にいられるというだけで、にやけてしまいます。私が演じる氷月さんは、ちょっと痛いところもあるけれど(もしかしたら、皆そうかもですが)とてもかわいらしい人です。最初の本読みをした後に、深川監督から「もっとぶりっ子して、ファンシーな感じで」というご要望だったので、その気持ちを持って現場にいます。虹の村の人は、撮影中も、そうでないときも、いつも笑かしてくれます。子役の日向ちゃんと遊ぶ時も、全力で遊ぶ大人たち。折り紙のぱっくんちょで、指をかまれたときのリアクションを全員で競るような、そんな愛おしい現場です。良いところもダメなところも全部ひっくるめて受け入れてくれる、寄り添ってくれるドラマです。村の人たちを楽しんで見ていただけたらうれしいです。

泉谷しげる
最初にこの話を聞いたときは、もっと深刻な話かと思ったけど、蓋を開けたらほぼコメディーみたいで(笑)。でも(高畑)充希が演じる真空は病気を抱えていたり…ちょっと後ろに何かある。それは一体何なんだろうと監督に聞いたら、人間の“小ささ”などを描きたいとおっしゃってて。カッコいいこともカッコよく終わらない、少し外しちゃうみたいな。面白いと思いましたね。充希をはじめ、出演者は大概1度や2度は共演していて、この布陣だったら大丈夫、いいものができる、って思いましたね。撮影現場では、みんなずーっとしゃべっていて、楽屋帰らないですよ。もう1つのコミュニティーですよね。今の時代に1番大事なことだと思うんですよ。このドラマでも、それを言ってるんじゃないかって思っているんですよね。コミュニティーがあってこそ助け合えるはずなのに、今はなくなっちゃっているから。だから、今こういうドラマが必要なのかもしれないですね。

水野美紀
岡田さんの脚本は1999年の『彼女たちの時代』以来で、そのドラマで演じた“千津”という役のキャラクターに今回も近いものがあります。心が温かくなる、生きていく上で必要な、本当に必要な、とても些細な幸せがつまった物語です。撮影はアドリブも交えたグルーヴ感のある群集シーンが多く楽しくて、演出も面白いです。深川さんの型を壊そうとする演出は、毎回新鮮です。このドラマを楽しみにしてくださっている方、いらっしゃいますか? 2020年は大変な1年でしたけど、新しい年、こんな心温まるほのぼの面白いドラマで始めるのはとてもオススメなのですが、いらっしゃいますか? いらっしゃってください。どうかたくさんいらっしゃってください。

モト冬樹
この作品は、それぞれの個性豊かなキャスティングが素晴らしい! 真空と朔と太陽のやりとりが面白い! この作品に参加できたことがうれしいな。そして、泉谷さんと半海さんとのじーさん3人組、それぞれ個性のかたまりで3人立っているだけで面白い! このドラマのいいスパイスになれたら、と思っています。最近の我々が忘れていた、人と人とが支え合って生きていくという基本的なことをテーマにした作品です。最近、サスペンスやどろどろした恋愛ドラマが多い中、楽しくてホンワカしていて感動できる、素晴らしい作品だと思います。

半海一晃
初めて1話の台本を読んだとき、こんな穏やかで嫌なことが何も起きない物語を読みたがっていた自分にとても驚いたのをよく覚えています。きっとこれまで演じてきたテレビドラマでは、最高齢の役だと思います。なんたって泉谷さんの同級生ですから。そっかぁ、僕はこういう役を演(や)る年になったんだなぁ、と思いました。撮影現場では、とにかく皆仲良しです。「本番いきまーす!」と声がかかっても騒いでいて、監督に怒られたりしています。そんなときは、たいてい韓流ドラマの話で盛り上がっていますが。この作品では、昔あったのに、そういえばすっかり見ることのなくなった何も嫌なことの起きないそこに生きる人々の細やかな心のやりとりを、こんな時代だからこそゆっくりと楽しんでいただければと思います。

池田良
最初に台本を読んだとき、出てくる人たちがおかしくて、愛があって、ハラハラしたりもする、素敵な脚本だなと感じました。またそれが、深川監督の演出でどんどんエッジが立てられていっているので、どんな作品に仕上がるのか、僕も楽しみでなりません! 実は台本には「気弱な特徴のない宅配便の青年」と書いてあったのですが、深川監督に「まじょたく君さ、金髪どう?」と言われてひっくり返りました。深川さんは現場で奇抜な演出をくり出すことが多いので、毎回楽しみながら撮影しています。この作品は、ドキドキしたり、ほっこりしたり、すごく笑ったり、涙せずにはいられなかったり…毎週いろんな“イロ”がある、まさに“ニジ”のようなドラマになると思います。今週はどんな気持ちにさせてくれるんだろう、と楽しみにしていただけたらうれしいです。

水野久美
この作品は、ほのぼのとしていて真実味があって、心が温かくなるドラマだと思いました。今回のような役柄は初めてなので、自分でも楽しみでもあり、不安もあり、とても不思議な気持ちです。 一方で、共演者は初めての方ばかりですが、スッと溶け込めてなじめました。このような時代に、この心温まるドラマをたくさんの人に見ていただいて、安らいだ気持ちになってもらいたいと思います。