「ホムンクルス」ティザービジュアル

山本英夫原作による実写映画「ホムンクルス」の主演が綾野剛に決定した。

主演の発表と併せ、綾野が役に扮したティザービジュアルも解禁。監督は「呪怨」シリーズや「犬鳴村」などのホラー作品を手がけてきた清水崇が担当する。撮影は2019年12月から2020年1月にかけて、物語の始まりとなる東京・西新宿などで行われたとのこと。綾野、清水監督、原作者の山本からコメントも到着した。

映画は2021年4月2日より全国の劇場で公開。なお実写映画は全国の劇場で上映されたのち、Netflixでも全世界独占配信される。

「ホムンクルス」は頭蓋骨に穴を開ける実験“トレパネーション”を受けた結果、第六感が目覚め、人間の心の歪みが異形として見えるようになった男を描くダークサスペンス。2003年から2011年にかけてビッグコミックスピリッツ(小学館)で連載された。

山本英夫(原作者)コメント

人間(肉体)というタマネギの皮をむいていったら、
その人の“魂”はどんなカタチをしているのか……?
そんな興味から、「ホムンクルス」を作ったのを覚えています。

それが、10年経った今、、
まさか実写映像で見られるとは……
とっても嬉しいです!!

しかも、
“魂”を視る主人公を、綾野剛さんが演じてくれるとはピッタリだと思いました!
他の俳優陣も豪華キャストで……
はよ見せて。

綾野剛(主演)コメント

全てが初めてでした。
世界観も、表現も、生き方も。

僕が山本英夫先生の漫画の世界に初めて触れた時、
今までに出会った事のない感覚や悍ましさ、
人間の奥底に眠る境地がそこにありました。
映像作品となる本作にもその世界は確かに存在しました。

世界は瞳に映るモノ、見えているモノが全てでは無いという事実をお届けします。

清水崇(監督)コメント

人の精神面を可視化して描いている原作に惹かれました。

撮影しながら、次第に綾野君はじめとする俳優やスタッフ陣、
そして自分のホムンクルスが見えてきました。

どこのどんな文化圏の人にも通じる“人の脆さ”や“距離感”、
その“交差”や“生きる価値観”などを本作で少しでも見つめ直したり、
共有してもらえたら…と思います。

「ホムンクルス」

2021年4月2日(金)全国公開

スタッフ

原作:山本英夫「ホムンクルス」(小学館「ビッグスピリッツコミックス」刊)
監督:清水崇
配給:エイベックス・ピクチャーズ
制作プロダクション:ブースタープロジェクト In association with Netflix

キャスト

綾野剛

(c)2021 山本英夫・小学館/エイベックス・ピクチャーズ