声優・高槻かなこ「ファーストライブからの駆け抜け方がすごかった」“濃密すぎる5年間”の活動を振り返る
アーティストとして新たなステージを目指す声優・高槻かなこがお送りするTOKYO FMの番組「高槻かなこのROYAL Night」。11月21日(土)の放送は、“声優・高槻かなこ”のこれまでのキャリアを振り返りました。


パーソナリティの高槻かなこ



番組開始から約2ヵ月。これまでアーティストデビューにまつわる話をお届けしてきたこの番組ですが、今回はあらためて高槻の“声優”としてのキャリアを振り返りました。

高槻の声優デビューは2015年。ご存じ「ラブライブ!サンシャイン!!」の国木田花丸役。同時に結成されたユニット・Aqoursも5周年を迎えています。

「メンバー間でもよく話をするんですけど、5年間が濃密すぎて……(笑)。(Aqoursの)ファーストライブも5年前じゃないんです、意外とまだ3年前のことで。デビューしてから最初の1年くらいはあまり活動がなかったので、ファーストライブからの駆け抜け方がすごかったんです。(その頃を)私たちは『“精神と時の部屋”に入っていた』と言うんですけど、10年分……倍くらいの経験をさせていただいていますね」

そもそも高槻が芝居を学んだのは、中学生の頃。劇団に入団したのがきっかけでした。

「劇団に入る面接で“趣味はアニメです”と言ったら、“最初から声優を目指そうとしないほうがいいよ”と、劇団スタッフの人に釘を刺されて。『映像でも舞台でも、お芝居をちゃんと学んで、やりたかったら声優のお仕事もできる。なんでもできるようになっておいたほうがいい』と言われて、“あ、声優のお仕事って、ちゃんと基礎がないとできないくらい難しいものなんだ”と。だから私は、声優をやってはみたいけど“目指そう”と思ったことはなかったですね」

そんな高槻に舞い込んだのが、「ラブライブ!サンシャイン!!」のオーディション。「大チャンス! 声優としても活動できるし、“こんなチャンスはない”と思って、気合を入れてオーディションを受けたら、なんと奇跡のように受かって今がある」と振り返ります。

初めての声優活動。当時は声だけで表現する芝居が難しく、苦労も多かったそう。しかも「ラブライブ!サンシャイン!!」のオーディションでは国木田花丸役を受けたわけではなかったため……。

「初めて声を録るとき、地声に近い感じでしゃべったら、『もっと声を高くして』って言われて、どんどんどんどん声が高くなっていったんですよ。“声のトーンを上げながらしゃべる”って、普通に生活していたら、することないじゃないですか。しかも、マイクの前に立つと、緊張して息が吸えなくなるんです、不思議なことに。だから、息が続かなくて声も安定しない。『声が安定したね』と言ってもらえたのは、『ラブライブ!サンシャイン!!』2期のアフレコのときじゃないかな?」

作品のオンエアを観ても、最初は反省することばかりだったという高槻。しかしその反省をバネに5年間を過ごし、「今は5年間(国木田花丸と)一緒に歩み続けてきて、安定した声も出せるし、“私が演じるこの子は、これが唯一無二の正解だ!”と自信を持っているので、迷うこともなくなって。(国木田花丸は)これから先、いろんな試練が待ち受けても、それを2人で一緒に楽しみたいと思える、そんな存在ですね」

そんな高槻は、押井守監督が原作、脚本、総監督を務めるアニメ「ぶらどらぶ」が公開を控えていますが、そのアフレコ現場でも「まわり(の声優)は本当に今大活躍のみなさん。大御所の方も毎回いて、いつもマイク前の入り方とかを目で観て、耳で聴いて学ばせていただきました」。

また、高槻のソロデビュー曲「Anti world」がオープニングテーマとなっている現在放映中のアニメ「100万の命の上に俺は立っている」では、「マジハシスターズ」のマジハパープル役としてアフレコにも参加しています。「みんな同い年ぐらいの声優さんなんだけど、すごく上手というか、スマート。私は台本をめくるときも、緊張して“バサッてしちゃうかも!?”と思ってドキドキするんだけど、みんなスマートにスーッって(マイク前から)帰るから、“慣れてるなぁ、声優さんってすごいな!”って、自分が声優をしながらも思いますね」

「経験が浅いので、声優としての仕事にはまだ謎が多い」という高槻。「いつか(番組)ゲストとして、先輩声優さんにきて欲しいな!」と野望を語っていました。

<番組概要>
番組名:高槻かなこのROYAL Night
パーソナリティ:高槻かなこ
放送日時:毎週土曜 26:30~27:00/ FM大阪 毎週土曜28:00~28:30
番組Webサイト:https://www.tfm.co.jp/royalnight