ロックバンド・Mr.Childrenの桜井和寿と、アイドルグループ・嵐の櫻井翔が、30日に放送される日本テレビ系ニュース番組『news zero』(毎週月~木曜23:00~、金曜23:30~)で対談する。

  • Mr.Childrenの桜井和寿(左)と嵐の櫻井翔=日本テレビ提供

これまで、アスリートや建築家、政治家など多くのトップランナーと対談を行ってきた 櫻井。元々ファンであったMr.Childrenのライブに訪れたことはあるが、2人がじっくりと話をしたのは、これが初めてだ。桜井が、こうしたテレビでの対談に登場するのは、実に5年ぶりとなる。

1時間にわたって行われた対談では、新型コロナウイルスの感染拡大で様々な活動が制限される中、桜井がどう過ごし、どう音楽と向き合ったのか。さらに、2年2カ月ぶりにリリースされる通算20枚目のアルバム『SOUNDTRACKS』に込めた思い、再来年に結成30周年を迎えるMr.Childrenの今後など、たっぷりと語っている。

そんな桜井に導かれるように、嵐として大事な時を過ごす櫻井も今の心境、そしてこの先の未来について、その胸中を明かしている。

2人の対談の一部は、以下のとおり。

櫻井「やり残したことっていうのが生まれてしまった1年かと思うが…」
桜井「僕はあきらめるのがうまいというか、音楽にしろスポーツにしろ、何かプラスアルファの有り余った力があるからこそ、動かせるもののような…」
櫻井「自分たちの活動ができなくなった、どうなるかわからないという中、桜井さんに書いていただいた曲『smile』、急に手元にきた宝物のようなもの」
桜井「一番みんながスマイルを必要としている時に、一番この曲を歌うにふさわしい方が歌ってくれた」

23日の放送で、櫻井は「ファンが思いの丈を伝える時間になってないか…」と対談がかなり熱いものになったことを明かし、「時間としてはたっぷりといただきましたが、感覚としてはあっという間でした。お互い、いろんな話をじっくりと踏み込んだところまでお話できた貴重な時間だった」と振り返っている。