◆ 意図を感じる打撃練習

 ロッテは26日、ZOZOマリンスタジアムで秋季練習を行った。

 25日は休日だったが、この日も24日までと同じく、吉田裕太、柿沼友哉、藤岡裕大、安田尚憲、中村奨吾、福田光輝、藤原恭大、岡大海、菅野剛士、投手陣は二木康太、小野郁、小島和哉、岩下大輝の13名が練習に参加。

 9時から始まった練習は投手、野手と一緒にウォーミングアップ、ランニング、体幹トレーニングを行った。その後、野手陣と投手陣に分かれて練習。

 野手陣は打撃練習、走塁練習、守備練習を行い、投手陣はキャッチボールなどで汗を流した。

 打撃練習では柿沼友哉が、バットを長く持ってノーステップ気味に打てば、岡大海もノーステップ気味、やや足をあげたフォームで打ち、レフト、センター、ライトに大きなフライを多く打っていた。ちなみに、岡に昨年取材した際、足をあげて打ったり、足をあげずに打つ理由について「自分のなかで引き出しをどんどん増やしていきたい」と話している。

 菅野剛士、藤岡裕大はレフト、センター、ライトに打ち分け、菅野は左の打撃投手にはピッチャー方向に強いライナー性の当たりを何球も飛ばしていた。打撃陣は自身の課題、テーマを持って、打撃練習をしているように感じた。

◆ 今日も特打

 打撃練習が終了した後には、吉田裕太、柿沼、安田尚憲、藤原恭大の4人が特打。吉田と柿沼、安田と藤原の2組のペアに分かれ、右の速いストレートのマシンと左の緩いボール(2箇所)のマシンを30分ずつの約1時間打ち込んだ。

 速いストレートのマシンから打ち始めた安田、藤原のペアは序盤苦戦しながらも、徐々に捉えた引っ張った打球も増えていき、安田はライトスタンドにぶちこむ打球もあった。藤原も途中から右方向へ強い当たりが増えていき、ライトスタンドに飛び込む打球も。その藤原は、最後の1球に納得いかなかったのか「あ〜」と悔しがり、「もういっちょお願いします」といって、センターへ鋭いライナー性の鋭い当たりを放った。

 左の緩いボールから打ち始めた吉田、柿沼組は反対方向中心に打った。吉田と柿沼は、どちらも自分の順番が回ってくるまでの少しの時間で、スタッフが撮影していた打撃映像をカメラで確認している場面もあった。吉田は最後の1球、ライトスタンドラグーンへ放り込んでいた。

 入れ替わった後、安田は左の緩いボールに対して、何球もライトスタンドに運ぶ当たりを放てば、藤原は安田が打っている間の待ち時間、何かを確認するように右手ティー、左手ティー、両手ティーを行い直後のマシン打撃でライトスタンドに大きな当たりを放った。柿沼は速いストレートに対して途中、バスターで打っていることもあった。

 特打の横で中村奨吾が一塁ベンチ前からライトスタンド方向に向かって、ロングティー。福田光は、最終組の中村奨、藤岡の打撃練習中から休むことなく、鳥越コーチとマンツーマンで、約1時間30分近くみっちりと守備練習を行っていた。

文=岩下雄太