イラストレーターで俳優のリリー・フランキーが、きょう26日に放送されるテレビ朝日系ドラマ『七人の秘書』(毎週木曜 21:00~)の第6話にゲスト出演する。

  • 左から大島優子、菜々緒、木村文乃、リリー・フランキー、広瀬アリス、シム・ウンギョン、室井滋=テレビ朝日提供

リーダー不在の日本社会の裏で暗躍する“影の軍団”を描いていく同ドラマ。“影の軍団”の正体は、さまざまなトップに仕えて組織に溶け込み、目立たぬことを極意とする名もなき「秘書」たちで、木村文乃、広瀬アリス、菜々緒、シム・ウンギョン、大島優子がそれぞれ演じる。

リリーが演じるのは、日本一のゴッドハンドと名高い「東帝大学病院」の心臓外科教授・白鳥六郎。

東京都知事・南勝子(萬田久子)が心筋梗塞で倒れ、病院に救急搬送されたことを知った財務大臣・粟田口十三(岸部一徳)は、強引な手を使ってゴッドハンドの白鳥に執刀を依頼する。その後、東京都知事秘書・風間三和(大島)から、勝子の執刀医が白鳥に決まったと聞いたパク・サラン(シム)は、白鳥は幼い頃に母と自分を捨てた父親という衝撃の告白をする。

リリーは「とても温かく、物作りに対して美しい現場でした」と振り返り、シムについても「1度共演してみたかった女優さんで、そのエモーショナルで繊細な演技と姿勢に感動しました。サランと六郎が親子の関係を伝え合う場面は、素晴らしいシーンになっていると思います」と絶賛。

一方のシムも「個性的で繊細なお芝居をされる素敵な方。カメレオンのように自由自在に芝居されるところがうらやましいです」と話し、「リリーさんとの共演シーンは少し緊張していたのですが、私の芝居を優しく受け止めてくださってうれしかったです。ちなみに、リリーさんがお父さんだった、という事実は私にとっても衝撃でした」と笑顔を見せた。

そして、シムは「6話ではサランが自分の過去の痛みときちんと向き合い、やっとそれを振り切って前に進もうとする姿をお見せできると思いますので、ぜひご覧になっていただきたいです」と呼びかけている。