お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太とオードリーの若林正恭がこのほど、都内のスタジオで、日本テレビのバラエティ番組『たりないふたり2020~春夏秋冬~秋』(22日13:45~14:15、29日12:45~13:15 ※関東ローカル)の収録に臨んだ。

山里と若林がとにかく本音でトークや漫才を展開していく同番組。“春夏秋冬”の4回シリーズとして、『春』『夏』では互いに容赦ない“殴り合いトーク”を繰り広げてきたが、今回の『秋』の収録を終えた2人は、何やらこれまでと様子が違う。一体何が起こったのか――。

  • 南海キャンディーズの山里亮太(左)とオードリーの若林正恭

    南海キャンディーズの山里亮太(左)とオードリーの若林正恭

■さすがに放送に乗せるのは…

前回の『夏』(9月3日放送)では、山里が妻・蒼井優とのエピソードを包み隠さずさらけ出し、その良妻ぶりに若林は「すげぇなぁ~!」と感心しながら、「これはもうプレイですよ。奥さんとんでもない変態だよ(笑)」と挑発。山里は最初こそ「ストップ!」と制していたが、結局その勢いに押され、「でも、生きてきたね。付き合う前に俺がずっと女王様にムチ打ってもらったのが」と乗っかって妻にバレたくない素顔を明かしてしまい、収録後に激しく後悔していた。

若林は「『さすがにこのワードを放送に乗せるのはマズいでしょう』っていうのがあったので、山里さんの周りのスタッフさんのどなたかが止めると思ってたんです。でも丸々使われていたんですよ。もう、山里さんの周りがザルすぎる(笑)」と驚き。

こうしてドキドキの心境で放送を夫婦そろって見たという山里は「やっぱり情報を封じるのは無理ですよね。ある箇所が近づくたびに、『局所的な停電が起きればいいな』と本当に思ってましたよ」というが、結果として、蒼井はゲラゲラ笑いながら見てくれたそうだ。

■想定外の落とし穴「やるんじゃなかったなあ…」

これまでの『春』『夏』は平日深夜の放送だったが、今回は日曜の午後という全く毛色の違う時間帯。それでも収録では、時折お昼としては禁断のワードが飛び出してしまった。

山里は「昼のつもりではいたんですけど途中で忘れちゃって、そっから思い出したときに『あーダメだなあ!』って思いました。なので、BGMできれいな音楽を流してもらったり、“メレンゲ方式”で合間に石塚(英彦)さんにグルメロケに行ってもらったりして、なんとかお昼対策をしてもらえれば」と、編集での打開策を要望。

若林も「最初は『お昼だなあ』って思うんですけど、やってるうちに忘れちゃうんですよ。なんとか今からでも違う枠取れないですかね。もしよければ『NFL倶楽部』が結構深夜でやってるので、1回取り替えられないかな」と、オードリーが出演する番組の枠を差し出す覚悟すら見せた。

今回の『たりないふたり』は「山里が若林より“下”になってしまった関係性を見つめ直さなければならない」という考えのもと、山里が2人の出会いからこれまでをフリップにまとめ、振り返っていく形で進行。入念な準備で臨んだ収録だったが、本番では想定外の落とし穴が待っており、山里は「今思うと、やるんじゃなかったなあ…」と、今回も激しく後悔することになってしまった…。