NECは11月17日、ボランティア業務の運営を支援する「NEC ボランティア支援サービス」に人材育成効果を測定する機能「人材育成効果測定オプション」を追加し、企業で社会貢献活動を推進する部門や人材育成を推進する部門向けに、提供を開始すると発表した。

同機能は、企業ボランティアを通じて社員がどんな意識や行動の変化があったのかなど、人材育成の観点で定量的な測定や評価が可能。具体的には、企業ボランティアを参加前・参加中・参加後の3フェーズに分け、それぞれのフェーズで、人材育成の効果を測定するための指標として「多様な考えに耳を傾ける」「不確実でも前に進める」など29の要素を定義し、この29の要素に関して測定できる専用アンケートを開発した。

  • 参加した社員の人材育成効果を定量化するダッシュボード画面(運営者側の画面)

運営者は、アンケート結果から要素ごとに5点満点で算出された得点状況をダッシュボードから確認・分析することができ、企業ボランティアと人材育成の相関を見ながら、次回企画の改善につながるとしている。一方で、社員は、専用アンケートに回答するとマイページ上にて自らの強みを知ることが可能だ。

  • 社員自身の強みがわかるマイページ画面(社員側の画面)

「NEC ボランティア支援サービス」と「人材育成効果測定オプション」の提供価格は以下の通り。

  • 「NEC ボランティア支援サービス」と「人材育成効果測定オプション」の提供価格 (※登録数 1~10,000人の場合)