Microsoftは米国時間2020年11月10日、F# 5を発表した。OCamlをベースに開発されたF#は.NET Framework向け開発言語として、2015年から開発を続けている。公式ブログによれば、F# 5は.NET Coreへの対応を完了し、インタラクティブなプログラミングや分析指向プログラミングの容易化、.NETの関数型プログラミングのパフォーマンスを改善した。F# 5を入手するには.NET 5.0 SDKか、jupyter&nteract用.NET、もしくはVisual Studio Codeの拡張機能である.NET Interactive Notebooksをインストールする。

F# 5ではオープン型宣言のサポートやスタックトレースの改善、コンパイラのパフォーマンス向上も加わった。F# 4.5では約101秒、F# 4.7では約68秒必要だったコンパイル時間を約49秒まで短縮させている。Microsoftは同時にC# 9.0.NET 5.0、これらに対応するVisual Studio 2019 16.8をリリースした。なお、.NET 5の登場で.NET Frameworkや.NET Coreの統合を完了したことになるが、Build 2020で発表したモバイル向け開発フレームワークのXamarinは.NET 6に見送られる。

  • F# 5をサポートするVisual Studio 2019 16.8

    F# 5をサポートするVisual Studio 2019 16.8

阿久津良和(Cactus)