【生後7~8ヵ月の離乳食】スムーズに進めるための4つのポイントを専門家が解説!

7~8ヵ月頃の赤ちゃんは舌と上あごを使うようになる!

生後5~6ヵ月の頃の赤ちゃんの口は、舌が前後に動くだけでしたが、7~8ヵ月頃になると前後に加え上下にも動くようになるので、食材を舌と上あごを使って押しつぶして唾液と混ぜて食べられるようになります。そこで離乳食は、赤ちゃんが押しつぶせるぐらいの指でつぶせるぐらのやわらかさにします。固いと押しつぶすことができず、丸飲みにつながってしまうこともあるので注意します。赤ちゃんが丸飲みしていないかどうか確認しながら食べさせましょう。舌が上下にモグモグと動いてから飲み込んでいれば大丈夫です。

7~8カ月ごろの離乳食をスムーズに進めるための4つのポイント

この時期の離乳食を少しでもスムーズに進めるためのポイントをお伝えします。

1)「ちょっと大きいけれどやわらかい」形状で舌の押しつぶしをうながして

食材は水分を減らしたヨーグルト状のものから、少しずつつぶつぶ感を増やしていきます。そして指でつぶせるぐらいの絹ごし豆腐程度の固さに移行して、舌と上あごで押しつぶす動きをうながしましょう。急に形状を変えると嫌がる場合もあるので、少しずつつぶつぶ感を増やしていくことが大切です。大きさは、飲み込みやすくするために細かくする方がいいと思われがちですが、野菜などであれば目安として2~3mm大ぐらいに粗くすりつぶすのがポイント。食材を舌でとらえやすくなり、舌で押しつぶす練習につながります。