App Annie Japanは、アプリ市場データプラットフォーム「App Annie Intelligence」のデータを元に、Z世代のモバイル利用動向をまとめたレポートを10月26日に発表した。分析は世界10カ国(ブラジル、フランス、ドイツ、インドネシア、日本、メキシコ、韓国、トルコ、英国、米国)の市場が対象。
「Z世代の平均月間アクティブユーザー数(Monthly Active Users、以下MAU)の前年同期比成長率」という分析では、日本はZ世代よりも25歳以上の世代の成長率が高いものの、多くの国はZ世代の方が上回る結果となっている。特にインドネシアのZ世代は前年比40%増加と、世界でも最も急成長している市場であることがわかる。
また、日本のZ世代の特徴として「ゲームアプリ利用時間が世界平均の1.5倍」という結果が出ている。世界10カ国ごとのZ世代の月間セッション数と月間平均利用時間のデータを見ると、分析された市場の中では、日本のユーザーが最も多く時間を費やしていることがわかった。