お笑いコンビ・ロザンの菅広文と宇治原史規が19日、YouTube公式チャンネル「ロザンの楽屋」で、後輩や部下に対する接し方について独自の考えを語った。

ロザンの菅広文

この日公開した動画「後輩を褒めても叱っても〇〇」内で、後輩や部下は叱ったほうがいいのか、褒めたほうがいいのかという議論について、「どっちでも一緒」だと断言した菅。「できる子はできる。でけへん子はでけへん。叱ろうが褒めようがでけへん」と言い、「できる子は何を言いたいのかをちゃんとつかむねん。この話の肝は何かっていうのをつかむわけよ。だから一緒やねん。でけへん子は、話の核が理解できてなかったら一緒やねん」とその理由を語った。

さらに菅は、「人ひとりの力が、人ひとりの人間を変えられると思うのがおこがましい」とも。「叱ったほうがいいのか、褒めたほうがいいのかって、ちょっとおこがましい。そんなもん一緒。その子ができるかでけへんかだけ。できた人が勝手に伸びたから、『自分がええことアドバイスしたんや』って思ってるだけ」と辛らつな意見を述べると、宇治原も「僕その意見大好き。おこがましいよな。一先輩がどうしようが、後輩の人生を左右できると思うなって」と菅と同意見の様子だった。

そんな宇治原は、叱ることも褒めることも「どっちもしない」そう。「実は全員が真面目にきっちり自分のことだけ考えてたら、本当はすべてが上手くいくようになってる」「人のことを考えないとって言う人がいたり、自分のことすら真面目に考えてない人がいたりするからややこしくなる。みんなが真剣に自分のことだけ考えたら、ほんまはええんやって思う」と持論を語ると、菅は、「そこはもしかして神髄かもしれない。自分のことを考えてアドバイスすればいい」とまとめて話題を締めくくっていた。