レンタルサーバーにおいてデータベースはどのように使われるのでしょうか。この記事ではレンタルサーバーにおけるデータベースの使用例をはじめ、使用時の注意点、MySQLの使い方の流れなどをご紹介します。

データベースとは?

データベースとは、企業で生まれたり収集されたりするさまざまなデータを、後で使いやすいように整理し格納した、データの集合のことです。一般的には、コンピュータ上で一括管理するデータをデータベースと呼び、あらゆるシステムやユーザーが使用するデータを一元的に管理できるものを指すことが多くなっています。データベースを使用すれば、目的のデータの検索や編集などを簡単に行えるようになります。

サーバーとの違い

サーバーは、データを取り扱うためのコンピュータのことで、一般的にはサービスやデータを提供するコンピュータのことをサーバーと呼ぶことが多くなっています。インターネットを通してユーザーがサーバーにアクセスし、ユーザーのリクエストに応じたレスポンスを返します。サーバーは、データを取り扱うコンピュータなので、データベースにあるデータを利用して、アプリケーションやサービスの提供などをするためのツールです。

ストレージとの違い

ストレージはHDDやUSBメモリなどの記憶装置のことで、データを保存するためのツールです。ストレージにはHDDやUSBメモリの他にも、クラウド上にデータを保存できるクラウドストレージなどがあり、データベースの構築に必要なデータの保存などに使われます。ストレージの中にあるデータを扱うためには、他のコンピュータやサーバーなどと連携する必要があります。

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レンタルサーバーにおけるデータベースの使用例3つ

サービスやアプリケーションの構築などにデータベースは使用され、データベースを構築するためには、レンタルサーバーを使用するケースが数多くあります。例えば、Webサイト作成、データ管理、データ保存の際などに使用されます。ここからは、レンタルサーバーにおけるデータベースの使用例について、3つ紹介していきます。

使用例1:Webサイト作成

1つめの使用例は、Webサイト作成です。

Webサイトを作成する際、ホームページに使う文章や画像などのデータを格納するためにデータベースが使用されます。また、データベースを取り扱うためのレンタルサーバーも必要です。ユーザーからのリクエストに応じてWebサイトの表示などをするために、レンタルサーバーがデータベースに格納されているデータの中から、必要なデータを取り出してレスポンスを返します。

使用例2:データ管理

2つめの使用例は、データ管理です。

データベースでは、Webアプリなどで使用する膨大なデータの管理にも使用され、データベース管理システムやレンタルサーバーと連携を取りながらデータを管理します。データベース管理システムは、データの検索や更新、共有などをするソフトウェアのことで、主にSQLを使ってデータベースのデータを管理するためのツールとされています。

使用例3:データ保存

3つめの使用例は、データ保存です。

Webアプリなどに使用するデータを保存するためにもデータベースは使用されます。データを保存するためにレンタルサーバーを経由したり、レンタルサーバーにデータを保存することもできます。レンタルサーバーを使用して、データベースにデータを保存するためには、レンタルサーバーの容量や転送量制限などに注意する必要があります。

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データベースをレンタルサーバーで使うときの注意点とは?

  • データベースの注意点

データベースをレンタルサーバーで使用する機会は数多くありますが、データベースをレンタルサーバーで使用する場合は注意すべき点がいくつかあります。ここからは、データベースをレンタルサーバーで使用する際の注意点について紹介していきます。

バックアップ

レンタルサーバーでデータベースを使用する際には、データのバックアップを取っておく必要があります。システムの不具合や操作ミスなどでデータが消えてしまうことがあるので、万一の場合に備えてデータのバックアップを取っておくことが大切です。レンタルサーバー側でバックアップしたデータが利用できなくなる場合もあるので、ユーザー側でも定期的にデータのバックアップを取るようにしましょう。

セキュリティ

データベースでは膨大なデータを取り扱うので、情報漏えいなどのリスクを抑えるためにも、セキュリティ面を見直すことが大切です。データベースのセキュリティが不十分だった場合に、個人情報や機密情報などの情報漏えいなどの危険があります。また、Webアプリケーションで、外部から不正にSQLを使用してデータベースを不正に操作されることもあります。WAFなどを利用して、セキュリティ対策を施すことが大切です。

データベースの種類3選

ここからは、データベースの種類について紹介していきます。

種類1:SQL Server

1つめの種類は、SQL Serverです。

SQL Serverは、WindowsやLinuxで使用できるリレーショナルデータベースで、操作しやすく人気の高いデータベースといわれています。SQL Serverはリレーショナルデータベースなので、直感的に操作でき、データベースの操作に慣れていなくても扱いやすくなっています。また、アクセスを制限したりでき、セキュリティにも優れています。

種類2:PostgreSQL

2つめの種類は、PostgreSQLです。

PostgreSQLは、オープンソースのリレーショナルデータベース管理システムのことで、リレーショナルデータベースの構築や管理ができます。PostgreSQLはコストをかけずに導入できる上に、データベースの商用利用を想定したさまざまなシステムに対応できる機能があります。また、多くのオープンソースソフトウェアと連携でき、さまざまな場面で使用できます。

種類3:Oracle Database

3つめの種類は、Oracle Databaseです。

Oracle Databaseは、リレーショナルデータベースの管理ができるソフトウェアです。Oracle Databaseでは、レベルロックにより複数のユーザーからのリクエストを同時に処理したり、データの一貫性を保ったりする機能があります。また、データの破損などの障害からデータベースを保護して、継続してサービスを受けられるようにする機能などもあります。

データベースであるMySQLの使い方の流れ4つ

MySQLは多くの企業などで利用されているデータベースで、MySQLには大きく分けて4つの使い方の流れがあります。ここからは、データベースであるMySQLの使い方の流れについ詳しく紹介していきます。

使い方1:インストール

MySQLを使用するためには、MySQLをインストールしてログインする必要があります。WindowsやmacOSでは、MySQLの公式サイトからMySQLをダウンロードしてインストールできます。Linuxでは、コマンド入力によりMySQLをインストールできます。インストール時に設定したパスワードを使用して、MySQLにログインします。

使い方2:データベース作成

MySQLでは複数のデータベースを作成・管理でき、MySQLにログインしたら、データベースを作成します。データベースを作成するためには、CREATE DATABASEというSQLを使用して、データベースの名前を指定します。SQLを実行したら、データベースが実際に作成されているかどうかをチェックすることが大切です。

使い方3:テーブル作成

MySQLでは表のことをテーブルと呼び、データベースを作成したら、データベースの中にテーブルを作成します。テーブルを作成したいデータベースをUSEというSQLで選択して、CREATE TABLEというSQLを使用しテーブル名やデータタイプなどを指定すると、テーブルを作成できます。その後、実際にテーブルが作成されているかをチェックします。

使い方4:編集をする

4つめの使い方は、編集をすることです。テーブルが作成できたら、実際にテーブルにデータを格納したり削除したりして、データベースを編集します。データの取得や削除などをSQLのコマンドを使用して実行できますが、テーブルやデータベースを削除したら元に戻せないので、注意する必要があります。また、編集が終わったら、MySQLからログアウトします。

サーバーとデータベースの関係について理解を深めよう

ここまで、レンタルサーバーにおけるデータベースの使用例やデータベースをレンタルサーバーで使うときの注意点などを紹介してきました。

サーバーとデータベースは、データを扱う上で重要なツールです。サーバーとデータベースの関係について理解を深めることで、ビジネスにおいてデータをより効果的に活用できるのではないでしょうか。

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