金銭面から見た「睡眠不足」と「運動不足」の怖さをご紹介しましょう。

「よい生活習慣が、豊かな生活につながる」というのは、誰だって分かっているし、当たり前のことです。

しかし、それでもその当たり前を実践できている方は、あまりいません。

厚生労働省の調査によると、運動習慣のある人は半分もいませんし、睡眠時間として妥当といわれる1日7時間以上の睡眠時間を確保できている人も半分を満たしません。

要するに、「日本人の過半数が運動不足や睡眠不足で苦しんでいる」ということです。これらは、健康を害するだけでなく、経済的に見ても不利な面が多いですから、いち早く改善したほうがよいと思います。

そこで、特に金銭面から見た「睡眠不足」と「運動不足」の怖さをご紹介しましょう。

◆睡眠不足は貧乏につながる!
科学誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に掲載された論文によると、睡眠不足な人は貯金が減る傾向があるのだとか。

もともと睡眠不足は認知機能を鈍らせる機能があります。1時間の寝不足で「脳みそは酔っ払いも同然になる!」なんて話が有名ですが、それほど意思決定力が落ちるようです。

さらに、ノーベル賞を受賞した行動経済学者、ダニエル・カーネマンの研究によると、「睡眠不足は不幸につながる!」なんて話もあります。

ディーキン大学の研究では、「不幸な人は貯金もできない」ことが分かっていますので、これも見逃せないポイントです。

要するに、睡眠不足は「不幸になるうえ貯金が減る!」という、最悪な習慣だということですね。さらには、「睡眠不足で寿命が縮まる」なんて話も聞きますから、経済的な面だけでなく、睡眠不足はよくないものだといえるでしょう。

◆運動不足も貧乏につながる!
厚生労働省の調査によると、運動習慣がある人ほど高収入な傾向があるようです。やはり、運動も人生には欠かせない要素みたいですね。

「忙しくて運動する時間が無い!」などと、いっている場合ではありません。労働環境が悪くて運動不足なら、職場を変えたほうがよいでしょう。逆に、労働環境が良いのに運動不足なら、早く生活習慣を改善すべきです。

ちなみに、運動をすると経済的に有利なだけでなく、「運動をすることで鬱が治った!」という研究もあります。また、アメリカ心理学会のプレスリリースによれば、「運動はストレス解消にも効果的」という話もあります。

総合して考えてみると、「運動をするとストレスを解消できるし、幸福感も高まるし、経済的にも豊かになりやすい!」ということです。

また、医学博士であるジョン・レイティは書籍で、「脳を鍛えるには運動しかない!」なんて話もしています。

運動は1日20分でも効果があるうえ、即効性もあります。今すぐにでも始めたほうがよいでしょうね。

◆まとめ
睡眠不足や運動不足の問題は、「身体に悪いから気をつけようね」というレベルの問題ではなくて、人生全体で見て、とても大きな問題です。

睡眠不足や運動不足。これらを「お金が無い」「時間が無い」といって諦めている方も多いようですが、それは間違いかも。

むしろ、睡眠不足や運動不足が原因で、お金や時間が無くなっている可能性が高いかもしれません。

【参考文献】睡眠不足と運動不足を放っておくと貧乏になる理由(https://allabout.co.jp/gm/gc/477334/)記事下段に記載

文=中原 良太(マネーガイド)