「学校の担任がハズレ…」2児ママの相談に、若新雄純「“アタリ”の先生を信じるほうが危ない」
市川美絵がパーソナリティをつとめるラジオ生放送番組「Seasoning~season your life with music~」のコーナー「若新雄純の『無責任相談所』」。木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)が、リスナーからの相談に答えました。

若新がリスナーからのお悩みに答えるものの、その回答には一切責任を取らないという斬新(!?)なコーナー。この日紹介したのは、2児のママから寄せられた学校の先生にまつわる相談です。


木曜レギュラーパートナーの若新雄純(慶應大学特任准教授などをつとめるプロデューサー)



<リスナーからの相談>
「我が家には、小学2年の息子と年少の娘がいます。これは息子が保育園時代の話。息子は給食嫌いだったのですが、担任の先生から『気持ち悪いから“口から出したものもちゃんと食べて”と言われていた』と、最近同級生のママから聞きました。息子からそんな話を聞いたことはありません。過去のことはどうしようもありませんが、今後“ハズレ”の先生に当たった場合、どうすればいいのでしょうか? ちなみに、我が家の地域は小さな学校なので、1クラスでクラス替えはありません」

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◆どんなに素晴らしい先生も“絶対”ではない
この相談に、若新は開口一番「逆に、“アタリ”の先生のほうが、もっと危ないかも」と言います。というのも、“アタリの先生だ”と設定することによって「子どもたちがその先生のことを全部信じてしまうようになる」と指摘。

これからの社会を生きていくうえで大事なことは、「この世に“絶対はない”ということをちゃんと知って育つことではないか」。絶対というものに期待しすぎてしまうと「必ず裏切られるし、人間関係においても曖昧なことが多い。すべてが絶対ではないのに、“絶対が必要”、“絶対があるに違いない”と思って育ってきた人のほうが多い」と言います。

若新は、「どんなに素晴らしい先生であっても“絶対”ではない」とキッパリ。ところが、“アタリ”の先生だと思い込んでしまうことで「その先生のことが“絶対” の存在になってしまい、 “先生が言ったから……”と(鵜呑みにし)、それ以上深く考えたり、疑ってみたり、自分の頭のなかで考えなくなってしまうんじゃないか」と示唆。だからこそ、先生の“アタリ”や“ハズレ”に捉われるよりも、「僕らは曖昧な世の中を生きているというのを知ることが大事。そもそもこの世に絶対はない」と強調します。

先生といえども、100%なんでも知っていて完璧なわけではないということをきちんと理解したうえで、“自分ならどう考えるだろう?”、“ほかの先生はどう思っているだろうか?”、“ほかのクラスはどうなんだろう?”といった具合に、まずは「相対化してみること」と若新。そうすることで、「目の前に立っている先輩や大人が言ったからといって、(すべてのことが)そうとは限らないという目を養える。“ハズレ”を引いたときこそ、世の中は1個の結論だけで動いているわけではないということを知るチャンス」と声を大にしていました。

<番組概要>
番組名:Seasoning~season your life with music~
放送日時:毎週月曜~木曜 13:30~15:55
放送エリア:TOKYO FMをのぞくJFN全国20局ネット
パーソナリティ:市川美絵、ヨウイチロウ(月曜)、乙武洋匡(火曜)、IVAN(水曜)、若新雄純(木曜)
番組Webサイト:https://park.gsj.mobi/program/show/38286