お笑いコンビのEXITが、きょう23日に放送されるフジテレビ系バラエティ番組『坂上どうぶつ王国3時間SP』(19:00~21:55)で、自給自足生活に挑戦する。

  • EXITのりんたろー。(左)と兼近大樹=フジテレビ提供

徳島県美馬市の山奥の集落に、犬や猫、ヤギ、ニワトリなど23匹の動物たちと、ガスなしエアコンなしで自給自足の生活をしている父と母、そして5人の子供たちがいる。EXITは以前番組に出演した際、この大家族のVTRをスタジオで見ていて、「あのロケに行かせてください!」と訴えていた。

念願かなって大家族のもとを訪れたEXIT。しかし2人のことを全く知らない大家族に、「マジか…」と兼近大樹も戸惑う。大自然の中で“場違い感”があふれる2人は受け入れられるのか。不安がよぎったものの、EXITがネタを披露したことで、あるハプニングが発生。それによって大家族との距離が一気に縮まる。

そして到着早々、食事の支度のお手伝いのために2人は裏山へ。そこには、お父さんが捕えた野生の鹿が。自給自足生活を目の当たりにして驚くEXIT。兼近は「手伝います」と申し出るものの、都会育ちのりんたろー。は「ギブアップってありですか…」と思わず本音が出る。

動物の命をいただくという、その現場を目の当たりにした2人。「命の重みを感じています」と語ったりんたろー。をVTRで見た坂上忍は「顔が全然違う」と驚きの声を上げる。

そして2人は、鹿肉を初めてさばくことになったのだが……。その日の兼近の日記には、「都会で自由に生きている気になっている傲慢(ごうまん)な自分を恥じた」とつづられていた。初日からEXITの2人に大きな変化が起こる。

大自然の中で、自給自足生活に本気で挑むEXIT。そんな2人が本音を語り出す貴重な場面が訪れる。大家族が石を積み上げて作り上げた露天風呂に入らせてもらったEXITが「気持ちいいなぁ~」「最高かよ」と湯につかって疲れた体を癒やしていると、「この2年、すごくせかせか働いてきたじゃん」とりんたろー。が口を開く。大ブレークして多忙な2人は、ゆっくり話す機会も少なくなっていたという。

すると兼近は、これまでの2人の歩みをこう振り返る。「少しずつテレビに出始めて、最初の1年目は『一発屋』『すぐ消える。年末にはもういない』って言われていたけれど、その次の年も生き残って。その年も『どうせ一発屋。年末には消える』って言われたけど、また生き残って。そしてまた今年も言われたけど、今年もなんとか生き残って…」。この兼近の言葉に、「来年まで残らせてもらえているか、分からないけどね」と厳しい世界への覚悟を見せる。

りんたろー。は「でも兼近君とだったから、走ってくることができた」と兼近への思いを明かす。その突然の言葉に、照れ笑いする兼近。そして、自給自足生活を体験した2人から、さらなる本音が飛び出す。

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