ソリトンシステムズは10月21日、ID認証サービス(IDaaS)「Soliton OneGate」の新バージョンの提供を開始すると発表した。

今回のアップデートにより、同サービスが発行したデジタル証明書によるWi-Fi/VPN認証、FIDO2生体認証によるパスワードレス認証、既存の社内システムへのシングルサインオンが可能になり、ネットワーク認証から社内外のアプリケーション利用までの多要素認証(デジタル証明書+FIDO2生体認証)を実現している。

  • 「Soliton OneGate」新バージョンの利用イメージ

具体的には、認証アプライアンス「NetAttest EPS」のラインアップに、ゼロコンフィグ型でクラウド管理できる「NetAttet EPS-edge」を追加し、デジタル証明書によるWi-Fi認証を導入できるようになった。

また、パスワード認証が必要な複数のアプリケーションに対して、シングルサインオンが可能な代理認証SSOアプリが新たに提供され、ユーザーはアプリケーションごとに異なるパスワードを記憶する必要がなくなる。

さらに、既存システムを変更することなく利用することが可能で、PCだけでなくスマホでもシングルサインオンができるようになった。