「カラーミーショップ大賞2020」、大賞は「小さいふ。クアトロガッツ」 地道なクリエイティブで栄冠

GMOペパボは10月20日、ECサイト構築ASP「カラーミーショップ」を利用する店舗を表彰するコンテスト「カラーミーショップ大賞2020」の表彰式をオンラインで開催した。今回が7回目だが、コロナ禍での感染防止対策のため、初めてオンラインで開催した。

大賞には、オリジナルの革財布を製作・販売する「小さいふ。クアトロガッツ」を選出。SNSやオウンドメディアを活用した積極的な情報発信でファンを獲得している店舗が数多く選出されている。


GMOペパボの佐藤健太郎社長が大賞のプレゼンターを務めた

10店舗が選出される優秀賞には、フェアトレード商品を販売する「FAIR TRADE LIFE STORE(フェアトレード・ライフストア)」、卒塔婆・経木塔婆を販売する「卒塔婆屋さん」、ワサビを販売する「山本食品オンラインショップ」など専門性の高いショップが名を連ねた。

【個性豊かな大賞・優秀賞の受賞店舗一覧はこちら】

大賞、優秀賞以外に地域賞やベスト店長賞、ベスト商品賞、ベストセレクト賞、ベストデザイン賞、新人賞、にっぽん文化奨励賞、Amazon Pay賞といった賞を設け、42店舗を表彰。4万店を超える「カラーミーショップ」の利用店舗から選ばれた受賞企業は個性的な店舗が多く、見ているだけでも楽しい。


オンライン開催のため、ビデオ会議システム上で集合写真

GMOペパボのEC事業部・寺井秀明部長は、今回の受賞店舗の特色について「地域の文化を発信している店舗の受賞が目立った。リアル店舗を展開している企業のネットショップも多かった」と振り返った。


「小さいふ。クアトロガッツ」大賞受賞の背景
大賞を受賞した「小さいふ。クアトロガッツ」は、10年以上前から小型の財布を製造販売している。内ポケットにもすっぽり収まる小型の財布は近年、キャッシュレス化の流れもあり、人気が高まっている。「小さいふ。クアトロガッツ」はその老舗と言える。


「小さいふ。クアトロガッツ」トップページ

毎日、新しいデザインを発表し、これまでに5000以上のデザインパターンを発信するなど、モノづくりの魅力を伝え、地道にファンを獲得してきた。旅やアートなどをテーマにしたコンテンツも魅力的で発信力や求心力を高めるのに貢献している。

兄の中辻大也代表とともに店舗を支えるWEBSHOP担当の中辻晃生氏は、「『関西ネットショップ大学』や『大阪通販道場』などの講座で教えていただいたことを愚直に取り組んできた成果だと思う」と受賞理由を語る。


WEBSHOP担当の中辻晃生氏

ショップを覗くと商品やコンテンツからクリエイティブへの熱い思いが伝わってくる。人気漫画「火の鳥」とのコラボ商品を発売したり、共にモノづくりに励む人へのインタビューを掲載したり、随所にこだわりが垣間見える。

中辻晃生氏は、「社員が13人、パートは15人いるが、全員が物作りに携わっている。私もネット担当だが、物作りをしながらEC運営も行っている」(同)と話す。

スタッフ全員がクリエイターである点も、商品企画やSNSでの高い発信力の背景にあるようだ。