三井倉庫ビジネスパートナーズと弁護士ドットコムは21日、契約業務のデジタル化が進むなかで双方のサービスにおける業務提携を行ったことを発表した。業務提携により弁護士ドットコムが「クラウドサイン」ユーザー向けに「三井倉庫のスマート書庫」の販売を行う。

弁護士ドットコムは、紙と印鑑のクラウドへの置き換えを掲げるWeb完結型クラウド契約サービス「クラウドサイン」を2015年よりサービスを展開しており、電子署名とスタンプを用いた迅速な契約とコスト削減をクラウドで提供。一方の三井倉庫ビジネスパートナーズは、1箱月額100円からの紙文書保管サービス「三井倉庫のスマート書庫」を展開している。24時間365日セキュリティ完備の書類保管専用倉庫、不必要となった文書には証明書付きで廃棄を行う"溶解処理サービス"を提供するなど、1000社を超える企業での利用実績を誇る。

業務提携により弁護士ドットコムが「クラウドサイン」ユーザー向けに「三井倉庫のスマート書庫」の販売を行うが、両社は、在宅勤務への移行により電子契約の利用が急速に進むなか、電子契約導入前の契約書原本が紙のままオフィス内に保管されているケースが多いことやオフィススペース有効活用の動きが加速していることを業務提携の背景に挙げている。

  • クラウドサイン公式サイト(向かって左)と三井倉庫のスマート書庫公式サイト(向かって右)
  • クラウドサイン公式サイト(向かって左)と三井倉庫のスマート書庫公式サイト(向かって右)
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