Webサイトを管理するCMSの1つに、PHPのオープンソースLaravelがあります。この記事では、LaravelをベースとしたOctoberなどのCMSやCMSの選び方を紹介します。LaravelベースのCMSでサイト運用を検討している方はぜひご覧ください。

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そもそもCMSとは?

CMSとは、Webサイトを構築する要素である文章や画像などのコンテンツ、およびページのレイアウトやスタイルなどの設定情報を一元管理し、要素の設定や登録を行うシステムです。

CMSは、コンテンツ管理システムもしくはコンテンツマネジメントシステムとも呼ばれ、独自のサイトデザインのテンプレートを設けているものもあります。

CMSを導入するメリット

CMSは、専門知識が必要なHTMLの記述やナビゲーションメニューの追加をしてくれます。CMSを導入すればWebサイトの編集ミスが減りページデザインが統一され、サイト作成者はサイトページ内容の充実化に専念できるようになります。

CMSでサイトを運用すると、複数名で役割分担しながらサイトを管理することができます。それぞれのスマホやパソコンから編集ができ、徹底した更新履歴により誰が何をしたか把握することも容易です。

Laravel(ララベル)とは?

Laravelは、プログラミング言語PHPのオープンソースフレームワークのCMSであり、MITライセンスで公開されています。LaravelのソースコードはGitHubにホスティングされており、2020年9月時点、Laravelのバージョンはv8で必要PHPバージョンは7.3以上です。

Laravelの特徴

Laravelの特徴は、ルーティング、リクエスト処理、ビュー、クエリビルダー、マッピング、認証、ユニットテスト、ブラウザテストなど、フレームワークの一通りの機能を実装している点です。

Laravelは簡単にアプリケーションが作成でき、PHPを使用しているにもかかわらずRubyのように見栄えのよい仕上がりになる点も良いところです。

October CMS

October CMSは、LaravelをベースとしたオープンソースのCMSプラットフォームです。October CMSには諸国の企業がパートナー登録しており、開発やサポートといったプロジェクトを依頼することも可能です。

LaravelベースのCMS「October」の特徴2つ

Octoberは世界中で約3万件の導入実績があり、企業にも人気なサービスです。では、どのような点が各国の企業から人気を得ることになったのでしょうか。

これから、Octoberの特徴である豊富なプラグインとソフトウェアの使いやすさを紹介します。

特徴1:豊富なプラグインが利用できる

October CMSは、900件以上の豊富なプラグインが利用できます。FacebookやTwitterなどのSNSツールやYouTubeのような動画サイト、画像編集に加えSEO管理や翻訳など、多種多様なプラグインを必要に応じて簡単に追加することが可能です。

October CMSは、サイトの用途に合わせたテーマの種類も多いです。何に関するWebサイトなのかをすぐに理解でき、閲覧者を確保しやすくなります。

特徴2:シンプルで使いやすい

October CMSには、必要最小限の機能が備わっています。October CMSの機能はシンプルであり、どの機能を使えばよいか迷う場合も減り気疲れせずに使用できます。

October CMSのサイトデザインもすっきりまとまっていて、見やすく扱いやすいです。October CMSは、Webデザイン向けのテンプレート言語TwigによりWebサイトのページ構造を容易にカスタマイズできます。

その他のおすすめのCMS4選

October以外にも、LaravelベースのCMSは複数存在しています。CMSを選ぶ際に迷うこともあるでしょう。

そこで、LaravelベースのCMSから、WordPress、Drupal、NOREN、RCMSの4種類を取り上げて特徴を紹介します。

CMS1:WordPress

WordPressは、Webサイトやブログを作成できるオープンソース型CMSのソフトウェアです。WordPressは無料で使用でき、見出しや文字の色といった基本的なHTMLやCSSが簡単に入力できるようになっています。

テキストや画像をブロックに入力していくため編集がしやすく、見栄えもよくなります。

CMS2:Drupal

Drupalは、大学や行政機関に人気なオープンソース型CMSであり、機能単位のモジュールによってサイト管理をします。Drupalは基本機能だけでも十分に使用可能で、モジュールを追加すればWebサイトはより大規模で機能的になります。

Drupalはユーザーに特定の権限を付与したロールを複数設定することが可能で、コンテンツを公開するユーザーの範囲を細かく設定でき、アクセス制御に優れています。

CMS3:NOREN

NORENは、株式会社アシストの子会社が提供しているCMSソフトウェアで、安定性の高い静的CMSをベースにリアルタイム性のある動的CMSの利点を組み合わせています。

NORENはHTMLベースでデザインを設定することが可能で使いやすく、商用のパッケージ型であるためトレーニングやサポートセンターによるフォローが徹底されています。

CMS4:RCMS

RCMSは、株式会社ディバータが開発したソフトウェアであり、日本国内の企業で導入が進んでいます。

RCMSはプライバシーマーク制度やISMS適合性評価制度に対応しており、安全にCMS作成とWebサイト運用ができます。RCMSのサービスは、必要な分だけカスタマイズできるSaaSで提供されており、サービスの組み合わせ次第では競合の企業やサイトと差別化しやすくなります。

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CMSの選び方3つ

CMSを導入するにあたり、開発するWebサイトの使用目的に合い管理がしやすくセキュリティ性能が高いCMSを選ぶことが必要です。

長く安全にWebサイトを運用していくために、CMSを選ぶ際のポイント3つを見ていきましょう。

選び方1:目的を明確にする

CMSを選ぶ前に使う目的や規模を明確にして、最適な機能をもつCMSに絞り込みます。

CMSにはオープンソース型とパッケージ型の他に、インターネット経由で利用可能なクラウド型などもあります。CMSの種類やブランドごとに特色や得意不得意があり、用途に合わせたCMSを導入することで円滑にサイト管理を行えます。

今後サイトの規模を広げたり新プロジェクトを始めたりする可能性があれば、機能を追加しやすいCMSを検討しましょう。

選び方2:管理のしやすいもの

半永久的に使用し続けるCMSには、WebサイトやCMSの設定を管理しやすい点も求められます。

コンテンツが投稿日時に応じて並ぶ時系列型か、コンテンツごとに整理されるツリー型か、ページの管理にデータベースを用いるかなど、さまざまな基準で選ぶことができます。

管理者の負担が最小限となる形式のCMSを選びましょう。

選び方3:セキュリティ性能が高いもの

Webサイトを運用するCMSがウィルスやハッキングの被害に遭えば、顧客やサイトを訪れた人にも甚大な影響が及びかねません。CMSツールで作成したWebサイトは動的なものが多いですが、安定性のある静的CMSを使用しているソフトウェアの方がセキュリティ性能が高いです。

CMSそのものだけでは不安な場合、セキュリティ面をサポートするプラグインが幅広く選択できるCMSを選ぶことが望ましいです。

LaravelベースのCMSの特徴を知ろう

LaravelベースのCMSは、見栄えがよくWebサイトを管理しやすい点が大きな利点です。Laravelを導入する前に、PHPとライブラリ管理ツールもインストールしておくことが重要です。

LaravelベースのCMSおよび各ソフトウェアの特徴を知り、目的や規模にあったCMSを選択して自作のWebサイトを運用していきましょう。

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