日本鞄材のスーツケースレンタルEC「R&Yレンタル」、常時7000台以上の在庫を保有

スーツケースのレンタル事業を手掛ける日本鞄材は2010年3月に、スーツレンタルの自社ECサイト「R&Yレンタル(アールワイレンタル)」を開設し、EC事業を開始した。

自社ECサイトのほかにも、楽天市場、ヤフーショッピング、auPAYマーケットの三つのモールに出店し、販促を行っている。新型コロナの影響で、2020年5月期の売上高は前期より減少したが、旅行会社との連携や外出自粛の緩和で、少しずつ売り上げが回復してきているという。

同社の強みは、常時7000台を超えるスーツケースの在庫を保有している点にある。高級ブランドアイテムも多くそろえている。新商品が出れば古い商品とすぐに入れ替えるなど、情報を常時更新している。


トップ画面。利用方法がすぐに検索できる

岐阜に本社を構え、在庫を保有する工場も併設している。土地が広い利点を生かし、多くの在庫を工場に抱えており、全国に速やかに配送できる体制を整えている。

レンタルの費用は、商品と往復配送料、保険料、消費税を含んでいる。競合との価格比較を日々行っており、他社よりも安い価格で提供できるようにしている。多い時は月2万台を出荷する時もある。「スーツケースのレンタルのシェアの60%前後を当社が占めているのではないか」(同)と話す。

スーツケースのレンタル需要は、シェアサービスの認知が広がり、「家で保管するのは面倒」「購入よりもレンタルが安い」などと考える人が増えれば、今後も高まっていくとしている。

販売チャネルによって、販促手法を変えている。自社ECでは、1日単位でレンタルできるようにしているが、モールの場合は数日間のパックとして提供している。

サイトは、UX/UIを意識して制作している。サイズや色、機能をより理解してもらうため、ユーチューブを使った動画での説明も行っている。2020年9月には、宅配型のスーツケース収納サービス「キャリスト」を新たに開始。スーツケースを保管してくれるため、好きな時に利用できる。クリーニングも行う。保管期限は最長3年。ケースの預かりや取り出しにかかる費用は無料だ。


「R&Yレンタル」
https://www.ry-rental.com/