「太陽のトマト麺」、EC起点に「ラーメンジャーニー」構想 2カ月間で300件超受注

大阪王将や太陽のトマト麺などを展開するイートアンドホールディングスは8月1日、同社初となる自社ECサイト「太陽のトマト麺オンラインショップ」を開設した。開設2カ月で300件以上を受注し、順調な滑り出しをみせている。

同社は新型コロナを受け、ビジネスモデルの転換を図っている。ECサイトも成長要素の一つと捉え、販促に注力していく。

ECサイト構築システムは、今後の戦略に沿ったものを採用した。ECサイトでは、単にラーメンを販売するだけではなく、全国に眠るラーメンを発掘して販売したり、全国の街の紹介を行ったりする「ラーメンジャーニー構想」を視野に入れている。最も売り上げの高い実店舗の月商である1000万円以上を達成することが、EC売り上げの一つの通過点と捉えている。

ECサイト開設の話が進んだのは今年5月頃。約2カ月間で販促、製造、物流などの体制を整え、サイト制作も並行して進めた。

店舗でも販売しているトマト麺がメイン商品。アレンジレシピなどをLPで掲載し、おいしさのほかに、家でラーメンを食べるからこそ得られる付加価値を提供している。「トマト麺はアレンジ性が高い商品でもある。10月中には、ラーメンを食べる鉢の販売も開始する予定だ。ラーメン鉢が自宅にある顧客は少ないと思う。当社のコンセプトである『感動と幸せ』を与え、家庭の食事が少しでも楽しくなればと考えている」(同社)と話す。

サイトのトップでは、トマト麺を全面的にPRしている

ECサイトの指揮を任されたのが、ラーメン営業支援部・鳥生恒平ゼネラルマネジャー。現在は1人でサイトの運営に取り組んでいる。販促には、店舗やSNSを活用している。店舗のポスターにQRコードを貼りつけ、フェイスブック経由でも認知を広げている。インスタグラムでは、インフルエンサーを活用した販促を行うなど、リアルとウェブの双方から販路拡大に取り組んでいる。「EC拡大の鍵になるのは、やはり店舗。店舗の体験をECに、どのようにつなげるかもポイントだ」(同)と話している。


「太陽のトマト麺オンラインショップ」
https://taiyo-tomato.shop/