大ヒットしているのにまだ自分が観ていない洋画はありませんか? あるいは、何か映画を観ようと思っても、なかなか作品が選べないという経験はありませんか? そんなときに参考になるのが、クチコミ評価や興行収入ランキングなどの世間的な評価です。

この記事では、マイナビニュース会員男女人を対象に、「2019年にヒットした洋画20作品」についてアンケートを実施。皆が選ぶおすすめランキングと興行収入ランキングをご紹介します。また、記事の最後には、2019年ヒットの洋画20作品を興行収入順にまとめています。観たい映画が決まらないときにぜひ参考にしてみてください。

2019年にヒットしたおすすめ洋画TOP20

  •  2019年にヒットしたおすすめ洋画TOP20

    2019年にヒットしたおすすめ洋画TOP20

  • 1位『ジョーカー』(8.5%)
  • 2位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』(2019年公開/6.7%)
  • 3位『アナと雪の女王2』(2019年公開/5.7%)
  • 4位『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019年公開/5.5%)
  • 5位『トイ・ストーリー4』(2019年公開/4.1%)
  • 5位『ライオン・キング』(2019年公開/4.1%)
  • 5位『アラジン』(2019年公開/4.1%)
  • 8位『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019年公開/3.4%)
  • 9位『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』(2019年公開/3.2%)
  • 9位『名探偵ピカチュウ』(2019年公開/3.2%)
  • 11位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』(2019年公開/2.8%)
  • 11位『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』(2018年公開/2.8%)
  • 13位『グリーンブック』(2019年公開/2.2%)
  • 14位『アリー/ スター誕生』(2018年公開/2.0%)
  • 14位『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019年公開/2.0%)
  • 16位『マレフィセント2』(2019年公開/1.2%)
  • 17位『アクアマン』(2019年公開/1.0%)
  • 17位『ペット2』(2019年公開/1.0%)
  • 19位『シュガー・ラッシュ:オンライン』(2018年公開/0.8%)
  • 20位『キャプテン・マーベル』(2019年公開/0.6%)

1位『ジョーカー』【サイコ】【ダーク】

第92回アカデミー賞(主演男優賞:ホアキン・フェニックス、作曲賞:ヒドゥル・グドナドッティル)、第77回ゴールデングローブ賞(主演男優賞、作曲賞)、第76回ヴェネチア国際映画祭(金獅子賞)など、多くの映画賞を受賞した本作は、DCコミックスにはない映画オリジナルストーリー。「バットマン」シリーズに登場する悪のカリスマ「ジョーカー」の人間性に焦点を当てた、「DCエクステンデッド・ユニバース」には入らない独立作品です。

母の「どんなときも笑顔で」という言葉を胸に、人を楽しませるコメディアンを目指すアーサー(ホアキン・フェニックス)。孤独ながら純粋で心やさしい人物がなぜ狂気のヴィラン(悪役)になったのか、その過程が描かれています。R15指定のスリラー映画ながら、胸をうつラストが印象的です。

監督/トッド・フィリップス
出演/ホアキン・フェニックス
劇場公開日/2019年10月4日
上映時間/122分
配給/ワーナー・ブラザース映画

・「初めて見た時に、言葉にできないほどの衝撃を受けました。続編も楽しみです」(29歳男性)
・「ホアキン・フェニックスの名演技がすごいし、悪い役なのにとてもかっこよくて魅力的に見せているから」(46歳女性)
・「他にはない悪のインフルエンサーを描いていて斬新だから」(46歳男性)
・「どんどん変わっていく主人公描写がすごくよい」(65歳男性)
・「ジョーカーの生い立ちから生きざまが楽しめるから」(46歳男性)

2位『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』【人気シリーズ】【カーアクション】

激しいカーアクションが魅力の「ワイルド・スピード」シリーズの通算9作目。ヴィン・ディーゼル演じるドミニクらレギュラー陣ファミリーが出演しないスピンオフ作品です。

ある日LAにいるホブス(ドウェイン・ジョンソン)とロンドンのデッカード(ジェイソン・ステイサム)のもとへ、「イギリスの秘密情報部であるMI6のエージェントであるハッティ(バネッサ・カービー)を保護してほしい」と政府から協力要請が入ります。

実はハッティはデッカードの妹。人類の半分を滅ぼす威力を持つ新型ウイルス兵器を手中に納めようとするテロ組織と、それを率いる戦士・ブリクストン(イドリス・エルバ)に狙われたハッティを、かつての敵同士であるホブスとデッカードが力を合わせて守ることに……。犬猿の仲のホブスとデッカードがどのように事件を解決していくのか、彼らの共闘とさすがのカーアクションが見どころのエンターテインメント作品です。

監督/デヴィッド・リーチ
出演/ドウェイン・ジョンソン
劇場公開日/2019年8月2日
上映時間/136分
配給/東宝東和

・「スピード感、緊迫感、ワクワク感が最高です」(54歳女性)
・「回を重ねるたびにカーアクションがすごくなってドキドキする」(50歳男性)
・「カーアクションがすごくて単純におもしろく楽しめる」(66歳男性)
・「ストーリー性もいいし、音と映像がマッチして迫力満点」(52歳男性)
・「やはり車好きな人には、必ず観てほしい作品ですね」(46歳男性)

3位『アナと雪の女王2』【音楽】【アニメ】【ディズニー】

主題歌「Let It Go(レット・イット・ゴー〜ありのままで〜)」を含めて社会現象となった『アナと雪の女王』の続編。舞台は前作から3年後で、エルサ(声/イディナ・メンゼル、松たか子)は女王としてアレンデールを治めていました。

ある日、ふと耳をすますと、エルサにしか聞こえない、彼女を呼ぶ歌声が聞こえます。声に導かれてエルサ、アナ(声/クリステン・ベル、神田沙也加)、クリストフ(声/ジョナサン・グロフ、原慎一郎)、オラフ(声/ジョシュ・ギャッド、武内駿輔)らは冒険の旅に出ます。

本作のラストでは「声の主は誰なのか」「エルサはなぜ魔法が使えるのか」など、思いがけない謎が解き明かされます。主題歌の「Into the Unknown(イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに)」は「未知の旅へ」という意味で、第92回アカデミー賞歌曲賞にもノミネートされました。

監督/クリス・バック、ジェニファー・リー
出演/イディナ・メンゼル
劇場公開日/2019年11月22日
上映時間/103分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「歌が頭から離れないから」(40歳男性)
・「子どもから大人まで、超話題になった大作の映画だから」(55歳女性)
・「アナの生き方に感動したので」(61歳女性)
・「姉妹愛のすばらしい点を、たくさんの人に観てもらいたい。亡くなった神田さんの声を、聞くことができる点も気に入っている理由」(53歳女性)

4位『ターミネーター:ニュー・フェイト』【人気シリーズ】【アクション】

SFアクションの「ターミネーター」シリーズの6作目にして、1991年の『ターミネーター2』の正当な続編となる本作。『ターミネーター2』以降、「ターミネーター」シリーズに携わってこなかったシリーズの生みの親、ジェームズ・キャメロンが、約30年ぶりに製作として参加したことで話題を呼びました。

コロンビア出身の新鋭女優ナタリア・レイエスが演じるダニーは、ある日REV-9(ガブリエル・ルナ)という、未来から来たターミネーターに襲われます。REV-9と同様に未来から来たグレース(マッケンジー・デイビス)もダニーを守るために奮闘しますが、徐々に追い詰められていきます。しかしそのピンチに『ターミネーター2』で人類を滅亡から救ったサラ・コナー(リンダ・ハミルトン)が加勢します。

ダニーはなぜ命を狙われるのか、人類の新たな運命はどんな結末を迎えるのか。約30年ぶりにサラ・コナー役を演じるリンダ・ハミルトンや、ターミネーターの初期モデルT800役のアーノルド・シュワルツェネッガーのアクションにも注目です。

監督/ティム・ミラー
出演/リンダ・ハミルトン
劇場公開日/2019年11月8日
上映時間/129分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「1作目からすべて見ました、一番印象に残っている映画です」(67歳男性)
・「スピードのある展開であまり記憶に残るシーンは少ないですが、アクションの爽快感と満足度の高い作品だと思います。T2の真の続編と言うことで内容は終始ドキドキ感が止まりませんでした」(55歳男性)
・「『ターミネーター』シリーズはやはりとてもおもしろいので」(70歳男性)
・「日本の作品では観ることができない迫力満点のシーンが多彩にあり、大好きな作品の一つです。あまり洋画を観ない方には一度観て欲しい作品でオススメです」(53歳男性)
・「ターミネーターが鮮明に復活した作品でしたね」(67歳男性)

5位『トイ・ストーリー4』【アニメ】【完結編】【ディズニー】

意志を持ったおもちゃたちの冒険を描く「トイ・ストーリー」シリーズの第4弾。今作でも、主人公のカウボーイ人形・ウッディ(声/トム・ハンクス、唐沢寿明)とその仲間たちが大冒険を繰り広げる姿が描かれています。

ウッディは新たな持ち主である女の子・ボニー(声/マデリーン・マックグロウ、中村優月)のもとで楽しく暮らしていました。ところがある日、ボニー自身が作ったおもちゃ・フォーキー(声/トニー・ヘイル、竜星涼)が、とある理由でボニーの元から逃げ出そうとします。それを止めようと、ウッディやバズ(声/ティム・アレン、所ジョージ)は、フォーキーを追いかける冒険へと出かけることに……。

監督/ジョシュ・クーリー
出演/トム・ハンクス
劇場公開日/2019年7月12日
上映時間/100分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「キャラクターの切ないストーリーには涙があふれるくらい感動する」(32歳男性)
・「おもしろいの一言。おすすめです」(72歳男性)
・「おもちゃたちの絶妙なキャラクターとストーリーが最高」(54歳男性)
・「『トイ・ストーリー』シリーズが好きだから」(31歳女性)
・「家族みんなで楽しめる」(52歳男性)

5位『ライオン・キング』【超実写化】【動物】【ディズニー】

ディズニーアニメ『ライオン・キング』の超実写版として、動物たちをフルCGで描いた一作。

アフリカのサバンナで生まれた子ライオンのシンバ(声/ドナルド・グローヴァー、賀来賢人)は、動物の王である父・ムファサ(声/ジェームズ・アール・ジョーンズ、大和田伸也)をある悲劇で失ってしまいます。王位を狙うムファサの弟、スカー(声/キウェテル・イジョフォー、江口洋介)に王国を追われたシンバは、新しい仲間とともに成長していくのですが……。

1994年公開のアニメ映画『ライオン・キング』誕生から25年後に生まれた本作。実写もアニメも超えた超実写版として、リアルな動物の姿を通して「自然界の命は大きな環でつながっている」という壮大なテーマを扱う物語です。

監督/ジョン・ファブロー
出演/ドナルド・グローヴァー
劇場公開日/2019年8月9日
上映時間/119分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「実写版はとてもおもしろくて、何回も何回も見てしまいました。アニメや本は何度か見ていて、内容は知っていたので、そこまで期待はしていなかったのですが、一気に引き寄せられた感じでした」(33歳女性)
・「おもしろく、心がなごんだ」(54歳男性)
・「ストーリーがわからない幼児でも動物たちの表情やアクションを見ているだけで楽しめるし、社会的格差など奥深いテーマも込められていて、親子三世代それぞれ見応えがある」(59歳男性)
・「すごく感動するので見てほしい」(27歳男性)

5位『アラジン』【ファンタジー】【実写化】【ディズニー】

1992年に制作され大ヒットしたアニメ版を、時代に合わせアップデートした2019年の実写映画。アラジン役をメナ・マスード、ジーニー役をウィル・スミス、ジャスミン役をナオミ・スコットが演じました。アニメ版でアカデミー賞歌曲賞を受賞した主題歌の「ホール・ニュー・ワールド」が本作でも使用され、物語を盛りあげます。

貧しい青年のアラジンは、3つの願いがかなうというランプの中で生きるランプの魔人・ジーニーと自由を願う王女・ジャスミンに出会い、新たな人生を手に入れます。ジャファー(マーワン・ケンザリ)の妨害にも負けず、真実の愛を得るために奮闘する冒険アクションです。

監督/ガイ・リッチー
出演/メナ・マスード
劇場公開日/2019年6月7日
上映時間/128分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「今まで観た映画の中で一番感動的な作品。すてきなストーリーだと思いましたし、何回観ても新鮮で飽きないところが好きです」(33歳女性)
・「定番だけど、ロマンティックでワクワクする映画だから」(68歳男性)
・「おもしろいし、アニメに忠実でミュージカルシーンはとても見応えがあるから」(31歳女性)
・「ジャスミンに強い存在感があり、新しい時代の女性を描いていると思えた」(61歳女性)

8位『アベンジャーズ/エンドゲーム』【マーベル】【完結編】

マーベルコミックから生まれたヒーローが活躍する「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」のシリーズ作品で、ファン必見の一作。

登場するヒーローは、アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)、キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)、ハルク(マーク・ラファロ)、ソー(クリス・ヘムズワース)といったアベンジャーズの面々。しかし宇宙最凶最悪の敵、サノス(ジョシュ・ブローリン)により人類の半分が一瞬で消しさられ、アベンジャーズも崩壊し、大きく追い詰められてしまいます。大逆転の確率は、1400万605分の1。わずかな希望と絆を信じてヒーローたちが逆襲を始めます。

監督/アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
出演/ロバート・ダウニー・Jr
劇場公開日/2019年4月26日
上映時間/181分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「『アベンジャーズ』シリーズ最後の作品だから」(53歳男性)
・「子どもの頃に憧れていたヒーロー像でカッコいいから」(45歳男性)
・「アベンジャーズの活躍が楽しみで、毎回心が踊るので」(64歳男性)
・「理由なんかない。アベンジャーズ最高」(57歳男性)

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9位『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』【人気シリーズ】【パニック】

本作は、大怪獣たちのバトルが見もののスペクタクル・バトル。1954年に日本で生まれた特撮怪獣“ゴジラ”をハリウッドが描く「モンスターバース」のなかの一作です。2014年の映画『GODZILLA ゴジラ』の5年後が舞台となっています。

本作では前回大暴れしたゴジラに加え、神話時代の怪物であるモスラ、ラドン、キングギドラが登場。世界の覇権をかけてゴジラと戦いを始めます。人知を超えた圧倒的な脅威を前に世界の破滅を防ぐため、未確認生物特務機関である「モナーク」のメンバーがさまざまな形で奮闘します。

モナークのメンバーである芹沢猪四郎博士役には渡辺謙。そのほか、動物学者のマーク・ラッセル博士役をカイル・チャンドラー、妻のエマ・ラッセル博士をベラ・ファーミガが演じています。最先端のテクノロジーを駆使した怪獣の造形や動きは圧巻の一言です。

監督/マイケル・ドハティ
出演/渡辺謙
劇場公開日/2019年5月31日
上映時間/132分
配給/東宝

・「GODZILLAは、もはや世界のゴジラだ。外せない」(66歳男性)
・「幼少時代の懐かしさも感じさせつつ、現代にふさわしい映画になっていて迫力が違った」(64歳男性)
・「なんという迫力なんだろう!! アメリカ版ゴジラ!!!」(69歳男性)
・「『ゴジラ』シリーズの進化が感じられ、これからも続いていくであろう映画化にワクワクする」(50歳男性)

9位『名探偵ピカチュウ』【実写化】【アドベンチャー】

ゲーム、アニメなどで人気の「ポケモン」のキャラクターが3DCGで実写化され、かつ「もっともセクシーな男」に選ばれたこともある俳優ライアン・レイノルズがピカチュウの声優を担当するという意外性のある作品。

長く会っていない父親・ハリーの遺品を片づけるために人間とポケモンが共存するライムシティへ向かった青年ティム(ジャスティス・スミス)。そこで彼は、自称スゴ腕の名探偵ピカチュウと偶然出会います。かわいい姿のピカチュウですが、ティムだけに聞こえるピカチュウの声は、なぜかおっさんのよう……。

ピカチュウは、ティムに「自分こそがティムの父ハリーの相棒であり、ハリーはまだ生きている」と告げるのです。ピカチュウとティム、そしてポケモンとかかわる不可解な事件を追う新米記者のルーシー(キャスリン・ニュートン)は、ともにハリーを探すことに。ハリーはなぜ姿を消したのか? 事件の黒幕は人間かポケモンか? リアルなポケモンの姿にも注目です。

監督/ロブ・レターマン
出演/ライアン・レイノルズ
劇場公開日/2019年5月3日
上映時間/104分
配給/東宝

・「キャラクターがかわいいから」(43歳男性)
・「感動しました。よかったです」(56歳男性)
・「ポケモンの映画としては異色でおもしろかった」(33歳男性)
・「コミカルでおもしろかったですね」(39歳男性)

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11位『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』【サイコ】【ホラー】

スティーブン・キングの小説『IT』の映画化作品で、2017年公開の『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』の続編。ピエロのペニーワイズ(ビル・スカルスガルド)が象徴的なR15指定のホラー作品で、“それ”にまつわるすべての謎が明らかになります。

舞台は前作の27年後の世界。ビル(ジェームズ・マカボイ)、ベバリー(ジェシカ・チャステイン)が所属する「ルーザーズ・クラブ」の面々は、27年前に誓った約束を果たすため町に結集。一方、町ではふたたび連続児童失踪事件が起こります。作中には「隠れペニーワイズ」が登場するなど、何度も見直したくなる細かな演出も。原作者であるスティーブン・キングもカメオ出演します。

監督/アンディ・ムスキエティ
出演/ビル・スカルスガルド
劇場公開日/2019年11月1日
上映時間/169分
配給/ワーナー・ブラザース映画

・「スティーブン・キングのホラーはやはり一級品。特にこの作品はピエロを題材にしているところが実際にいたシリアルキラーを連想させ、さらに恐怖のどん底に突き落とされる怖さがある最高の作品だと思います」(62歳男性)
・「精神的にくるホラー……。日本ものと違う怖さがある」(38歳男性)
・「作品のとにかく怖い世界観が好き」(66歳女性)
・「スティーブン・キング原作ホラーの最高傑作といえる映画」(55歳男性)

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11位『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』【ファンタジー】【アドベンチャー】

「ハリー・ポッター」シリーズの舞台ホグワーツ魔法学校の卒業生で、魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)の冒険を描いた物語。2016年の映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の続編です。

シャイでおっちょこちょいなニュートは、ある日恩師のダンブルドア(ジュード・ロウ)から、逃げ出した黒い魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)をふたたび捕らえる特命を受けます。ニュートは、トランクの中で暮らす魔法生物らとともにパリへ向かい黒い魔法使いを探し始めるのですが……。前作同様、「ハリー・ポッター」シリーズの原作者であるJ・K・ローリングが脚本を担当しています。

監督/デビッド・イェーツ
出演/エディ・レッドメイン
劇場公開日/2018年11月23日
上映時間/134分
配給/ワーナー・ブラザース映画

・「ファンタジー映画の中で一番おもしろいから」(30歳女性)
・「この作品を初めての人でも十分におもしろいです。謎の生物たちが所狭しと暴れまわり、目くるめく幻想の世界です。ハリポタを見ている人は、伏線回収もあるし、ハリポタの主人公は出ないですが本編そのものにではないかと感じます。ハリポタ好きにも勧めます。ファンタジー単独作品としてもおもしろいです」(60歳男性)
・「映画内の挿入歌がよい」(64歳男性)

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13位『グリーンブック』【ドラマ】【泣ける】

黒人への差別が色濃い1960年代アメリカ南部を舞台とした、実話の映画化作品。タイトルになっている「グリーンブック」とは、黒人でもサービスが受けられる店舗の情報を集めた黒人向け旅行ガイドのこと。

黒人ジャズピアニストのドクター・ドナルド・シャーリー(マハーシャラ・アリ)の演奏ツアーのために雇われたイタリア系白人運転手トニー・“リップ”・バレロンガ(ヴィゴ・モーテンセン)。カーネギーホールやホワイトハウスでも演奏するほどの黒人天才ピアニストと、腕っぷしは確かなもののガサツで無学な白人のトニーというまったく違う世界に生きる2人が、ツアーをめぐるうち、衝突を繰り返しながらもお互いを理解していく物語です。

監督/ピーター・ファレリー
出演/マハーシャラ・アリ
劇場公開日/2019年3月1日
上映時間/130分
配給/ギャガ

・「人間のいいところが描かれている」(68歳男性)
・「いい映画を観たという気持ちになれるので」(45歳男性)
・「人種やLGBT問題を超えた友情が描かれているから」(64歳男性)

14位『アリー/ スター誕生』【ドラマ】【音楽】

才能があるにもかかわらず、自信のなさから歌手になる夢を諦めかけていたアリー(レディー・ガガ)。有名ミュージシャンのジャクソン・メイン(ブラッドリー・クーパー)との出会いをきっかけに、一気にスターダムをかけあがっていきます。しかし、アリーが成功するにつれて、ジャクソンとのすれ違いが増えていき……。

本作は、歌手レディー・ガガの映画初主演作。第91回アカデミー歌曲賞、第76回ゴールデングローブ賞の歌曲賞を受賞した本作。レディー・ガガの書きおろし楽曲や、ブラッドリー・クーパーの歌声にも注目です。

監督/ブラッドリー・クーパー
出演/レディー・ガガ
劇場公開日/2018年12月21日
上映時間/136分
配給/ワーナー・ブラザース映画

・「予想以上におもしろかったから」(53歳男性)
・「ガガがとにかく素晴らしかった」(49歳女性)

14位『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』【マーベル】【人気シリーズ】

『スパイダーマン:ホームカミング』の続編となるシリーズ第2作。主人公はニューヨークを舞台にクモの特殊能力を使って敵と戦うスパイダーマンこと高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)。師とあおぐアイアンマンを失った彼は、ヒーローとしての責任と悲しみを背負いながら街の平和のために尽くしていました。

夏休みになり、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)、ミシェル・“MJ”・ジョーンズ(ゼンデイヤ)とヨーロッパへ旅行に出かけたピーター。MJに告白しようとしていたところ、“エレメンタルズ”と呼ばれる敵が現れ、旅行どころではなくなってしまいます。そして、異次元から来たミステリオ(ジェイク・ギレンホール)と共闘し、“エレメンタルズ”に立ち向かうのですが……。アイアンマンの鉄の意志を引き継ぐ後継者として、スパイダーマンであるピーターが成長していく姿に注目したい一作です。

監督/ジョン・ワッツ
出演/トム・ホランド
劇場公開日/2019年6月28日
上映時間/129分
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

・「クールでカッコいいから」(26歳男性)
・「一番好きなキャラクターだから」(52歳男性)
・「戦闘シーンやアクションシーンに見応えがあるから」(29歳男性)

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16位『マレフィセント2』【ダーク】【実写化】【ディズニー】

『眠れる森の美女』で、オーロラ姫へ永遠に眠る呪いをかけたヴィラン(悪役)のマレフィセントを主人公にした物語の第二弾。前作と同様、マレフィセント役をアンジェリーナ・ジョリー、オーロラ姫をエル・ファニングが演じています。

オーロラ姫とフィリップ王子(ハリス・ディキンソン)との婚礼により、人間と妖精双方に平和と幸福が訪れるはずでした。しかし、ふたりの婚礼には妖精界を滅ぼそうとするワナが隠れていたのです。

前作でマレフィセントとオーロラ姫との間に生まれたきずなは引き裂かれてしまうのか? マレフィセントはオーロラ姫を救えるのか? オーロラの運命とともに、マレフィセント自身が背負っていた衝撃の運命が解き明かされていきます。

監督/ヨアヒム・ローニング
出演/アンジェリーナ・ジョリー
劇場公開日/2019年10月18日
上映時間/119分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「とてもおもしろくていい作品だから」(29歳男性)
・「アンジーが好きだし この作品の中ではこれかな」(60歳女性)

17位『アクアマン』【DC】【アクション】【アドベンチャー】

海底帝国アトランティスの王女と人間のハーフであるアクアマンを、ハワイ出身の俳優ジェイソン・モモアが好演。アーサー・カリーとして人間界で成長したアクアマンは、仲間と家族を愛し熱いハートを持つ男。彼は人類を征服しようとするアトランティスとの戦いに身を投じていきます。

本作は「死霊館」シリーズなどで知られるジェームズ・ワン監督による作品で、愛嬌たっぷりのモモアに笑いがとまらないシーンも。最強相棒の美女メラ(アンバー・ハード)とともに戦い、サメやシャチなど海洋生物を自在に操るアクアマンの物語は、まるでアトラクションを見ているようです。

監督/ジェームズ・ワン
出演/ジェイソン・モモア
劇場公開日/2019年2月8日
上映時間/143分
配給/ワーナー・ブラザース映画

・「キャラクターがおもしろい」(52歳男性)
・「おもしろ味があるから。また観たい」(44歳男性)

17位『ペット2』【動物】【アニメ】

飼い主がいない間のペットの行動と事件を描いたアニメ作品。前作『ペット』で友情を深めたテリア犬のマックス(声:設楽統/パットン・オズワルト)と大型犬のデューク(声:日村勇紀/エリック・ストーンストリート)。続編である本作では、飼い主のケイティに息子のリアム(声:井上一輝/ヘンリー・リンチ)が生まれています。マックスはリアムをかわいがるあまり不安がいっぱいに。家族旅行に出かけた農場で農場犬のルースター(声:内藤剛志/ハリソンフォード)と出会い、新たな大騒動が巻き起こります。

制作は『ミニオンズ』『SING/シング』を手がけるイルミネーション。お笑いコンビ「バナナマン」ら声優陣にも注目です。

監督/クリス・ルノー
出演/パットン・オズワルト
劇場公開日/2019年7月26日
上映時間/86分
配給/東宝東和

・「キャラクターに個性があり、おもしろいです」(35歳女性)
・「家族で笑って感動できるので」(55歳男性)

19位『シュガー・ラッシュ:オンライン』【アニメ】【アドベンチャー】【ディズニー】

お菓子の国のプリンセスで天才レーサーのヴァネロペと悪役のラルフは、アーケードゲーム内のキャラクター。本作では、彼らがアーケードゲームを飛び出し、インターネットの世界に足を踏み入れることに。彼らのほかには、14人のディズニープリンセスや『スター・ウォーズ』のストームトルーパー、マーベルなど有名なキャラクターをはじめ、実際の企業ロゴなども登場します。

ヴァネロペとラルフは大親友ながら、思いもよらないきっかけでケンカをしてしまいます。インターネットの悪口や誹謗中傷など負の側面もリアルに描かれた作品です。

監督/リッチ・ムーア、フィル・ジョンストン
出演/サラ・シルバーマン
劇場公開日/2018年12月21日
上映時間/113分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「主人公の心根がやさしい」(62歳男性)
・「キャラクターが好きだから」(23歳男性)

20位『キャプテン・マーベル』【マーベル】【アクション】

アベンジャーズ誕生前の物語をブリー・ラーソン演じる主人公キャプテン・マーベル(ヴァース/キャロル・ダンヴァース)を中心に描きます。

マーベル初の女性ヒーローのキャプテン・マーベルをサポートするのは、スターフォースの司令官ヨン・ロッグ役のジュード・ロウ、ヒーローたちを率いる国際平和維持組織S.H.I.E.L.D.(シールド)のエージェントであるニック・フューリー役のサミュエル・L.ジャクソンなど。スクラル人、クリー人という宇宙人も登場します。

監督/アンナ・ボーデン、ライアン・フレック
出演/ブリー・ラーソン
劇場公開日/2019年3月15日
上映時間/124分
配給/ウォルト・ディズニー・ジャパン

・「とても感動する内容だった」(47歳男性)
・「とても大好きな作品だからです」(45歳男性)

2019年にヒットした洋画 - 興行収入ランキング

  • 2019年にヒットした洋画 - 興行収入ランキング

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一般社団法人日本映画製作者連盟(映連)が2020年1月に発表した2019年の映画興行収入をもとにランキングを作成しています。

1位 133.7億円『アナと雪の女王2』
2位 121.6億円『アラジン』
3位 100.9億円『トイ・ストーリー4』
4位 66.7億円『ライオン・キング』
4位 65.7億円『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』
6位 61.3億円『アベンジャーズ/エンドゲーム』
7位 50.6億円『ジョーカー』
8位 38.6億円『シュガー・ラッシュ:オンライン』
9位 30.6億円『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』
9位 30.6億円『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』
11位 30.1億円『名探偵ピカチュウ』
12位 28.4億円『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』
13位 23.5億円『ターミネーター:ニュー・フェイト 』
14位 21.6億円『ペット2』
15位 21.5億円『グリーンブック』
16位 20.4億円『キャプテン・マーベル』
17位 18.4億円『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
18位 16.4億円『アクアマン』
19位 15.1億円『アリー/ スター誕生』
20位 14億円『マレフィセント2』

【まとめ】

2019年にヒットしたおすすめ洋画TOP20、および興行収入ランキングをご紹介しました。おすすめ洋画1位は『ジョーカー』、興行収入1位は『アナと雪の女王2』という結果に。

また、ディズニーの実写シリーズやマーベルのヒーロー作品、アクション、サスペンス、ホラー、感動作品などバリエーション豊富なラインアップとなっています。興味をひかれる作品が見つかったら、ぜひご覧になってみてください。

調査時期: 2022年10月29日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男女合計507人(男性: 394人、女性: 113人)
調査方法: インターネットログイン式アンケート