BIツールとはどのようなことができるツールなのでしょうか。この記事ではBIツールの基本知識やBIツールの効果的分析の種類、BIツールを活用するときの注意点などをご紹介しますので、BIツール導入時の参考にしてみてはいかがでしょうか。

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BIツールとは

BIツールは「ビジネスインテリジェンスツール」を略した言葉で、データを集めて分析することで意思決定を助けるツールです。

企業に蓄積された膨大な量のデータを分析し、その結果を迅速な企業経営の意思決定に活用するために使われています。

近年は、データをビジネスや意思決定に活用する企業も多くなってきているため、BIツールの需要が高まってきています。

ExcelとBIツールの違い

Excelでもデータ分析はできますが、BIツールのように多くのデータを分析することはできません。

Excelを使ってBIツールのようにデータの集計やグラフ作成などを行うこともできます。しかし、Excelは大量のデータを扱うのに適していないため、データが多くなると処理が重くなったり、エラーが発生するケースがあります。

そのため、蓄積された膨大な量のデータを分析するならBIツールが必要になります。

BIツールの種類

BIツールには基幹系結合型・特化型・アウトプット専用型などの種類があります。

基幹系結合型は、社内で利用している基幹システムと連携する機能を持ったBIツールです。特化型は独立したBIツールで、すぐに使用できる手軽なものから、開発を必要とする大規模なものもあります。

また、アウトプット専用型はアウトプットに特化したBIツールで、分析結果を可視化するといった処理に強みを持ちます。

BIツールの基本知識を知ってできること5選

BIツールがどのようなものなのか基本知識を知ることで、企業の抱えているビジネス上の課題などを発見するのに役立つさまざまなことができるようになります。

ここでは、BIツールの基本知識を知ってできること5選をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

基本知識を知ってできること1:迅速なレポート出力

BIツールの基本知識を知ることで、迅速なレポート出力が可能になります。

BIツールにはレポ―ティング機能が搭載されているため、情報を共有したり、必要に応じて情報を利用することができます。また、レポートの形式もPDFやExcel、Word、CSVといったさまざまなファイル形式で出力することが可能です。

近年ではIoTからリアルタイムでデータを収集し、可視化することができるBIツールもあります。

基本知識を知ってできること2:データマイニング

BIツールの基本知識を知ることで、データマイニングが可能になります。

データマイニングは、重回帰分析やディシジョン・ツリーなどの統計分析やパターン認識といった技術を利用することで、膨大なデータの中から特定のパターンを見つけ出す機能です。

また、BIツールの中には、人工知能の機能を利用することでデータマイニングを行っているものもあります。

基本知識を知ってできること3:オンライン分析処理

BIツールの基本知識を知ることで、オンライン分析処理が可能になります。

オンライン分析処理機能は、従来であれば専門的な知識が必要とされていた複雑なデータの分析が、誰にでも簡単に行えるようになる機能です。

たとえば、データベースに保管しているデータを抽出して操作するにはスキルが必要ですが、BIツールでは専門的なスキルがなくても分析ができるようになっています。

基本知識を知ってできること4:シミュレーション

BIツールの基本知識を知ることで、シミュレーションが可能になります。

シミュレーションとは、主に予算計画を立案する際に過去のデータを元にプランニング機能でシミュレーションすることです。蓄積された過去データでシミュレーションすることで、計画の根拠を得ることができます。

また、予算計画以外にも売り上げの変化などをシミュレーションすることでマーケティング戦略に役立てることも可能です。

基本知識を知ってできること5:ダッシュボード表示

BIツールには、分析結果を表示するダッシュボード機能があります。

ダッシュボード機能は分析結果をわかりやすく表示できる機能で、グラフ表示や一覧表示、クロス集計表などに対応しています。

分析結果を可視化することでビジネス上の課題がよりわかりやすくなります。また、近年はIoTデータを収集し、リアルタイムにデータを集計して可視化できるBIツールもあります。

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BIツールの効果的分析の種類4選

BIツールは、さまざまな場面で活用することができます。ここではBIツールの効果的分析の種類4選をご紹介しますので、BIツールを利用する際の参考にしてみてはいかがでしょうか。

BIツールの効果的分析の種類1:経営分析

BIツールは経営管理のために活用することができます。

企業ごとに「売上高」や「経常利益率」、「損益分岐点」、「ROI(投資利益率)」など重要視する経営指標は異なりますが、BIツールはそういった経営指標を定点的に追うことができるようになります。

また、ダッシュボードなどを利用してデータの分析結果をグラフ表示することで、データを可視化し、よりわかりやすい形で経営分析に活用することができます。

BIツールの効果的分析の種類2:市場分析

BIツールは、市場分析のために活用することができます。

BIツールは、季節や天気による来店者数の変化や近隣でのイベント時と通常時の売り上げといった複数のデータを分析することで、関連性や傾向を可視化することができます。

そのため、マーケティング部門で活用することで、商品の品ぞろえを変えたり、ターゲットの絞り込みなどができるようになります。

BIツールの効果的分析の種類3:営業分析

BIツールは、営業分析のために活用することができます。

BIツールは、営業活動に活用することもできます。営業部門がクライアントへのプレゼンテーション資料や提案書を用意する場合、信憑性のある具体的な数値を利用した資料を作成する必要があります。

BIツールなら具体的な数値をグラフ化して掲載することもできるため、より説得力のある資料を作成することができます。

BIツールの効果的分析の種類4:労務分析

BIツールは、労務分析のために活用することができます。

企業は従業員の勤怠状況を把握し、就労規則で定められた規則を遵守していることを確認する必要があります。従業員の出勤、退勤、休憩、休暇といった出勤状況をBIツールのデータベースに格納し、データ分析を行うことで、正確な労務分析に活用することができます。

BIツールを活用するときの注意点

企業が蓄積したデータを活用することができるBIツールですが、利用する場合にはいくつかの注意点があります。

ここでは最後にBIツールを活用するときの注意点をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

初期設定に手間がかかる

BIツールを活用する場合、初期設定に手間がかかります。

BIツールの初期設定は非常に高度で、高い技術と時間がかかる作業になります。BIツールでデータを活用するには、既存の業務システムから収集したデータをBIツールのデータベースに格納するために、CSVなどの形式にして抽出する必要があります。

そのため、初期設定を行うには高い知識やスキルを持った人材に依頼する必要があります。

コストがかかる

BIツールを活用する場合、コストがかかります。

BIツールは、導入前にどのような目的で利用するのかや、利用人数などを事前に設定しておかなければ、想定よりもコストが増えてしまうケースがあります。

たとえば、予定よりも利用人数が増えた場合、ユーザー数課金型のBIツールであればそれだけ月額料金が高くなり、ランニングコストがかかります。また、使いこなすための学習コストも想定しなければいけません。

BIツールの基本知識を知りましょう

BIツールは、企業が蓄積した膨大なデータを分析することで、データに隠された問題点などを抽出し、企業の迅速な意思決定をサポートするものです。

ぜひ、この記事でご紹介したBIツールの基本知識を知ってできることや、BIツールの効果的分析の種類などを参考に、BIツールを活用してみてはいかがでしょうか。

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