ワイン販売の「Luca Wine」、卸がコロナで打撃 挽回狙ったECサイトでクラフトビールを1週間600本販売

ワインの販売や卸売りを行うLuca Wine(ルカワイン)は今年4月、自社ECサイトを開設した。顧客の要望に合わせて、ワインを選定して販売する企画が人気だ。ネットで購入した人の8割がリピート購入しているという。

リアル店舗での販売と酒屋などへの卸売りが中心だった。今年3月以降、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、卸売りの売り上げが前年よりも半減した。卸売りの減収を補うために、ネット通販を開始した。

ECサイトで注目を集めているサービスが、「暮らしのワインセット」シリーズだ。購入する際に、サイト内にある「好きなワイン」「好きな味わい」などの質問欄に回答してもらう。スタッフが顧客の好みに合わせてワインをセットで届けている。

ECのユーザーは、店舗の利用者が多いが、20~30代を中心に若年層が増加傾向にあるという。店舗の近くにあるラーメン屋と共同でビールを販売するなどの企画でも消費者の関心を集めている。

インスタグラムでの情報配信にも力を注いでいる。投稿は週に一度の頻度で、人気のワインやビールなどの情報が中心。写真の撮影方法を、若者から注目を集めるために工夫している。

若年層の顧客増加に伴い、平均購入単価は下降している。これまで3500円以上だった単価が、現在は2000円台となった。

新商品の取り扱いも強化している。今年9月18日には、クラフトビールの蔵屋鳴沢と提携し、カルダモンとコリアンダーを使用したスパイス風味のビールを限定700本で販売したところ、9月24日時点で600本以上の購入があった。

「ワイン店としてのブランド力を下げることなく、新規顧客の獲得をさらに進めていきたい」(同社)としている。


「Luca Wineオンラインショップ」
https://lucawine.stores.jp/