広末涼子

NHK「みんなのうた」の12月から2021年1月の放送曲を広末涼子、スカイピース、山本彩、大木ハルミが手がけることが発表された。

広末が歌唱する「キミの笑顔」は作詞を広末、作曲を竹内まりやが担当した楽曲。竹内は1997年4月にリリースされた広末のデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」で作詞・作曲を手がけており、この曲でまた2人がタッグを組む。竹内は、広末がとあるインタビューで語った「『たくさん笑っている人ほど人の苦しみや悲しみを知っている』という説を信じています。私は人が笑っている場所が大好きで、みんなを笑わせたくて生きているようなもの」という言葉にインスピレーションを受けて楽曲を制作した。

スカイピースは新曲「愛w君(アイダブリュー)」を書き下ろした。テオくんはこの曲について「人とのつながりは、最初に『はじめまして』があってそれから親しくなって、時にはけんかして仲直り…といった順番が普通かもしれません。でも時には『けんか』『嫌い』から始まったり、順序が違っていても、構わないのでは? 決めつけないで、まずは行動しよう! という人と人の絆をイメージして書きました」とコメント。楽曲のタイトルと歌詞に含まれている「w」は、ネットスラングの“笑”と、vをピースに見立てた“ダブルピース”を表しており、2人の「どこから始まっても、最後は『笑 / 笑顔 / ダブルピース』に変えていこう!」という意味が込められている。

山本の新曲「ぼくはおもちゃ」は彼女自身が作詞作曲した楽曲で、彼女は楽しい時間をもたらしてくれるゲームやおもちゃの気持ちを想像しながら、人間の気持ちとも、おもちゃの気持ちとも取れるような歌詞を書き上げた。アニメーションはm7kenjiが手がけ、ピクセルをベースにしたグラフィックやイラスト、映像などで構成される。また大木は新曲「100年時代」を、“人生100年時代”という言葉から着想を得て書き下ろした。