中国Xiaomi(シャオミ)は9月30日、ハイエンドスマートフォン「Mi 10T」シリーズを海外発表した。ラインナップはMi 10T Pro、Mi 10T、Mi 10T Liteの3モデル。日本での発売は未定。

  • Mi 10T Pro

Mi 10T ProとMi 10Tは、いずれも6.67インチのフルHD+ディスプレイを搭載した5Gスマートフォン。144Hzの高速リフレッシュレートが特徴で、アプリに応じてリフレッシュレートを30Hz~144Hzの間で最適化するAdaptiveSync Display機能を搭載する。NTSC 96%、DCI-P3 98%の広い色域や、アイケア機能なども特徴。

カメラは背面3レンズ、前面1レンズを搭載。Mi 10T Proではメインに108MPカメラを採用し(Mi 10Tでは64MP・Sony IMX682センサー)、加えて13MPの超広角、5MPのマクロという構成だ。前面には20MPカメラを搭載。

撮影機能は、被写体はそのままに空模様だけを演出できる「AI Skyscaping」をはじめ、夜景撮影やタイムラプス、ポートレートなど多彩な機能を搭載。8K動画撮影にも対応する。

  • Mi 10T Proでは108MPカメラを搭載

  • Mi 10T Proの撮影機能

プロセッサ(SoC)はSnapdragon 865 with 5Gで、5G通信も可能。バッテリー容量は5,000mAhで、標準で33W出力のAC充電器が付属する。サイズはいずれもW76.4×H165.1×D9.33mm。重さはMi 10T Proが218g、Mi 10Tが216g。

価格はMi 10T Proの8GBメモリ+128GBストレージ版が599ユーロから、8GBメモリ+256GBストレージ版が649ユーロから。Mi 10Tの8GBメモリ+128GBストレージ版が499ユーロから、8GBメモリ+256GBストレージ版が549ユーロから。

  • Mi 10T Proにおけるカメラ以外の特徴

  • Mi 10Tの特徴

Mi 10T Liteでは、64MPのメインカメラを含む4眼カメラに、120Hzリフレッシュレートのディスプレイを搭載。プロセッサ(SoC)はSnapdragon 750Gで、バッテリー容量は4,820mAhとなる。メモリは6GB、ストレージは64GB。価格は279ユーロから。

  • Mi 10T Liteの特徴