伊藤園は、同社が定めた"日本茶の日"(10月1日)にあわせ、遠隔操作を用いた新たな店頭販売促進を展開する。

店頭モニタに表示される3Dバーチャルキャラクターを遠隔操作で操作し、カメラを通じてリアルタイムに商品の魅力を伝える。応対するのはお茶の知識も豊富な同社の「伊藤園ティーテイスター社内検定」資格保持者で、"お茶の力。茶カテキンの力。"をテーマに販売促進を全国の店舗などで行う。

  • 遠隔でリアル対話(同社資料より)

    遠隔で子供たちとリアル対話(同社資料より)

利用されるシステムは、エジェ社と電通が共同開発する3Dバーチャルキャラクターでの接客VTuberサービス「Chara Talker」で、ボイスチェンジャーとキャラクターを使った親しみやすいやりとりができる。

同社の公式Webサイトにはお茶百科も設置されているが、煎茶、玄米茶、玉露などなど美味しい入れ方にもコツがある。肌寒さも増す季節、好みのお茶の特徴や美味しい入れ方をはじめ、お茶にまつわる情報を聞いてみることも可能だ。なお、"日本茶の日"は豊臣秀吉が北野天満宮(京都府京都市上京区)で天正15年(1587年)10月1日に開催した"大茶会"に因んでいる。