斉藤和義、スナックのママが歌う「歌うたいのバラッド」BENIバージョンに戸惑う
リリー・フランキーが“スナックの店主”をつとめる、TOKYO FMの番組「リリー・フランキー『スナック ラジオ』」。9月19日(土)は先週に引き続き、ゲストに斉藤和義さんがご来店。アルバイト女子店員のBABIさんとお届けしました。

(左から)斉藤和義さん、BABIさん、リリー・フランキー



◆斉藤和義、声がコンプレックス?

斉藤:明るい歌を書きたいなと思っても、声がじめっとしているからそういう感じにならないなって毎回思っちゃって。

BABI:いやいや。なんかかわいいんですよ、和義さんの歌って。すごく少年の歌を聴いているみたいで、キュンとなる。

リリー:母性を感じるみたいな?

BABI:そう、母性を感じるんです。

斉藤:だからヤラしてくれる、というとことにはつながらないからね。

リリー・BABI:(笑)。

◆斉藤和義も戸惑う!? ポールダンスのBGMが「歩いて帰ろう」

リリー:歌を歌う人って、自分の歌が飲んでいる場所でもかかるじゃない。そのときにやっぱり和義君とかちょっと照れくさそうに「あ……」みたいになって。店の人がわざとかける場合もあれば、前に俺の知り合いがやっていたポールダンスのお店があって、ポールダンスをする女の人を見ながら飲むという場所で。DJがいて曲をかけているわけだけど。

それで俺らが見ていたら、急に和義君の「歩いて帰ろう」がかかり始めて。そうしたら和義君が、それまでポールダンサーをギラギラして見ていたのに、やっぱり自分の曲がかかるとちょっと冷めるんだろうね。「さっきまで楽しかったのにな……」って言ってて(笑)。

でも、そのDJはダンスのときはいつも(「歩いて帰ろう」を)かけてるのよ。だから和義君がいるって気づいていないの。あの曲って和義君のなかではそんなに明るい曲ではないし、歌詞のちょっとさみしい気持ちを歌っているけど、こういうダンスとかに使われる曲として受け入れられているのが意外性があるって。

斉藤:そう。あれは本当に照れくさいのもあったけど、本当に作ってよかったという思いもあって。アメリカのすごく田舎町のストリップをみんなで見たことがあって、そうすると本当に映画のような世界で、ポールが向こうとあっちに2本立っていて、男性が2人同時にいて、真ん中の通路というか踊るところを2人が行き交いながら、踊り狂うは(MOTLEY CRUE(モトリー・クルー)の)「ガールズ・ガールズ・ガールズ」。

リリー:やっぱりその手の曲がかかるわけだね。

斉藤:そう。BON JOVI(ボン・ジョヴィ)とかがめちゃめちゃハマっていて、それと同じような扱いとして「歩いて帰ろう」を使ってくれていたのが、よかったなと思ってね。

リリー:女性が踊る曲に最適な、という?

斉藤:そう。そういう使い方もされるのが、うれしいと思って。気持ちはグルグルでしたけどね。

リリー:だからやっぱりミュージシャンの人って、自分の手から離れたらその曲の使われ方って多様だから。そしてやっぱり和義君とどこかで飲んでいても、歌って空気がすごく出るじゃないですか、お店のなかから。だから何か大変だな、と思って。

斉藤:面白いですけどね。ツアー中に地方のスナック的なところにメンバーと行ったら、「歌うたいのバラッド」をそこのママさん……外人さんなのかな? フィリピン系の人なのかな? その方が、BENIさんが歌っている英語バージョンの「歌うたいのバラッド」を熱唱しているんです。

でも、その人は全然俺の歌だとは思っていなくて、ずっとBENIさんバージョンを英語で歌っていて、「この気持ち、なんだろう?」っていう感じでしたね。なんというか、“ヤリ逃げされた感”というかね……。

リリー:(笑)、例えがひどすぎる。

10月3日(土)はチーママの花井貴佑介さん、アルバイト女子店員の川村那月さんと開店。どうぞお楽しみに!


<番組概要>
番組名:リリー・フランキー「スナック ラジオ」
放送日時:毎週土曜 16:00~16:55
番組Webサイト: https://www.tfm.co.jp/snack/